中欧4カ国紀行 その16 ウイーン 美術史美術館(3)
承前 中欧4カ国紀行 その15 ウイーン 美術史美術館(2)
『デイエゴ・ベラスケス』の絵画のご紹介です。
『薔薇色の衣装のマルガリータ王女』(三歳)
写真が少しピンボケで申し訳ありません。有名なスペイン国王フェリペ4世と後妻のマリアーナ・デ・アウストリアを父母とするマルガリータ・テレサ 3歳の時の絵です。スペイン国王からオーストリアのハプスブルク家に見合い写真(絵画)として送付されたものです。
『白い服の王女マルガリータ・テレサ』(五歳)
マルガリータが5歳に成長した時のベラスケスが描き、オーストリアに送付したものです。本当に可愛いですね。
『青い衣服を身に着けたマルガリータ王女』(8歳)
1666年彼女が15歳の頃に予定通りオーストリアの神聖ローマ皇帝レオポルト1世と結婚し皇后となります。旦那は父の従兄であり、母の叔父という血が濃い結婚です。彼女は4人の子供を産みますが3人を1歳までに失い、唯一人の子供だけが生き残りました。そんな彼女も22才の若さでこの世を去る。そんな、彼女の生涯を考えながらこの絵を眺めていると何処か美人薄命の感傷が襲いますね。
マルガリータのお母さん、マリアーナ・デ・アウストリアさんです。
スペインのプラド美術館にはマルガリータの有名な絵がありますね。ベラスケスも絵に登場していますね。
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