中欧4カ国紀行 その7 プラハ国立博物館
プラハの国立博物館はトムクルーズ主演の映画『ミッション・インポシブル』のパーテイ会場として撮影された場所として有名です。建物は19世紀に建造された美しい建物です。
プラハの旧市街の丘の上に聳えています。正面からは真っ直ぐにまるで朱雀大路のような幅広い道が続いている。
如何にこの建造物が重要な位置にあるか判ります。
建物中に入りますと、映画の撮影に使用された風景が広がります。
今回はウイーンの国立博物館、美術館とプラハの博物館を見学しました。プラハの国立博物館では私の趣味である考古学・歴史に関するボヘミヤ・モラビア・スロバキア地方の石器時代から、青銅器時代、鉄器時代の歴史展示を堪能しました。
未だ、写真は整理途中ですが、殆ど写真集としてカバーしましたので、参考になると思います。
マイフォト プラハ 国立博物館(考古学・歴史編) 写真集
これ等の土偶を観て下さい、まるで縄文時代の土偶と見間違うばかりですね。
この土偶を作った人種は誰なんでしょうか、ボヘミア地域はゲルマン、モラビア・スロバキアはスラブですが、その前にケルト人が住んでいましたので判りません。
今年の春に大英博物館で日本の縄文土偶展を現地で見学しましたが、欧州の人々にも縄文土偶はどこか懐かしい親近感が湧くのかも知れません。
ウイーンの博物館も後日、写真集を組みますが、あの尖石の国宝、『縄文のビーナス』とそっくりな土偶と遭遇出来ました。同じような時代に同じような事を考えるのが歴史の不思議ですよね。
この土器は何なんでしょうか、ひょうきんな格好しています、両手で万歳していますね。そして小さな注ぎ口が二カ所あります。底には台があり火で温めるのでしょうか。
私には、向かいあい二人で酒を飲みあう儀式用の酒器ではないかと思いますが、どうでしょうか。
この二体の土偶は頭がリンガのようであり、身体は多産系の女性の姿です。椅子か岩に座る土偶は初めてみたような気がします。
日本の土偶との違いは顔や全身に入墨が無い事でしょうか。豊かな多産を祈るような土偶に見えます。
これ、農耕器具ですね、日本の石臼と同じではないですか。左下は鋤か鍬でしょうね、右下は大麦・小麦を刈る鉄鎌だと思います。
石臼は世界共通のものだったとは以外でしたね、考える事は同じなんですね。
これが何だか判らないのですが、青銅で出来た腕輪ではないかと推測します。弥生時代の遺跡からは日本では貝輪を腕にはめた首長か巫女の遺跡がでますが、同じようなものでしょうか。
これから、写真集を整理したいと思います。
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