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中欧4カ国紀行 その13 ウイーン シェーンブルン宮殿

 承前 中欧4カ国紀行 その12 ハンガリー 英雄広場・聖イシュトバーン大聖堂

 日本からウイーンに到着し、今までチェコ、スロバキア、ハンガリーと旅をして来ましたが遂に又、オーストリアのウイーンに戻りました。ウイーンは世界遺産の歴史地区に指定されており、沢山の見所が存在しています。ハプスブルク家は長く欧州の輝ける王家として君臨し文化・文明を育んできました。今回は、長く離宮として存在した、美しい庭園を持つシェーン(美しい)ブルン(泉)宮殿のご案内です。

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 翼長が180メータ、1400室も存在し、劇場まで備えた離宮のシェーンブルン宮殿です。

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 裏庭は広大な庭園になっています。フランス庭園だそうですが、丘の上にプロイセンとの戦勝記念の作りかけのギリシャ風の建物があります。あの高い丘から水を引き庭園の噴水の仕掛けをしていたと思われます。

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 バラのアーケードもありました、バラの最盛期はとても気持ちが良いでしょうね。

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 庭園にはギリシャ・ローマ風の彫像が並んでおり、シンメトリカルで幾何学的な庭園であり、日本の庭園とは異なります。しかし、日本庭園もあるそうです。

 マイフォト 世界遺産 ウイーン歴史地区 写真集

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 この宮殿は例の『会議は踊る』で有名な第一次世界大戦のウイーン会議の場所でも有名であり、且つ、音楽ファンにはかかせない、モーツアルトが6歳の時にマリアテレジア・マリーアントアネットの前で演奏し、転んだ時にマリーアントワネットに『お嫁になって』と言ったという伝説がのこる場所でもあります。

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 残念ながら建物内は撮影禁止でしたので、写真は披露できませんが、マリアテレジアをはじめとするオーストリアのハプスブルク家の人々は東洋趣味(中国・日本)であったという事が宮殿の部屋を見学して判りました。中国、日本の陶磁器や絵画や家具が沢山存在し東洋の文化に憧れていたと思いました。

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