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『石清水八幡宮に伝わる歌舞』 国立文楽劇場

 数週間前に中学時代の同期の笠井正義さんから連絡を受けた。掲記の特別企画が大阪の国立文楽劇場で9月18日に開催されるそうです。

 演目:石清水八幡宮御鎮座1150年記念

     石清水八幡宮に伝わる歌舞~御神楽と里神楽~

     悠久の時を超え伝え継がれる神事

     (出演)石清水御神楽伝承会 吉田流笠井社中

 日時・場所: 本年9月18日(土曜) 午後2時~ 国立文楽劇場

 参考Web情報: 特別企画 石清水八幡宮に伝わる歌舞

    詳細内容その1

    詳細内容その2

 演目にあたり、里神楽・御神楽が演じられる前に上田正昭先生の講演がそれぞれあるようです。最近、上田正昭氏の『古代再発見』を読んでいたが、御神楽について興味ある記述に遭遇した所でした。氏曰く『宮廷の「御神楽」で、韓(から)の神のまつりや韓風の神招(お)ぎがなされていた。日本のまつりで重要な位置を占める鎮魂(タマフリ)も、けっして日本独自のものではないのであって、近時東南アジアの「タマフリ」とのつながりが指摘されている。新嘗(にいなめ)の儀礼も、邪馬台国でお馴染みの『魏志』の高句麗の条を読めば、3世紀の時点に於ける共通性や類似性を実感せずにはおられない。・・・・・・「ケガレ」を強調して、差別の合理化に役立った「神道」よりも、「タマフリ」すなわち内部生命力の不断の充足を目指した神道の伝統に、今日の神道のあるべき方向を問いたい。』

     

 笠井さんは子供の時から石清水八幡宮で笛を吹いていた記憶が有ります。今年の春に中学校の同窓会があり彼は幹事として御苦労されていた。暖かいお誘いのメールが来て嬉しかったです。

 最近、秦氏に関する記事を書きましたが、豊前の宇佐八幡宮と秦氏の関係について記録しています、御存知のように石清水八幡宮は宇佐から勧進された由緒ある神社であります。奈良時代に国家的大プロジェクトである大仏建立の時に秦氏は世界最大の金銅佛建立に力を発揮した訳です。そして、桓武天皇の平安京遷都でも実質活躍したのは秦氏とその一族でした。

 御神楽・里神楽について私は詳しくありませんので、この機会に勉強したいと思います。そうそう、美男子で有名な東儀さんも秦氏の末裔であると何処かで聞いた覚えがあります。

 参考 MuBlog  平安神宮 笠井社中 御神楽より

 参考 MuBlog  平安神宮の神楽

 参考 JoBlog  秦氏に関するメモ その8(終わりに)

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