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峨眉山・九寨溝・黄龍紀行その22 黄龍中寺→争艶池

 承前 峨眉山・九寨溝・黄龍紀行その21 黄龍で出あった鳥と花

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20106kyuusaikou_1188  黄龍全体の観光地図です、ゴンドラの頂上駅から五彩池(黄龍の一番標高の高い場所=地図の一番上)まで緩やかな下りの道です。その途中で雷鳥に出合いました。

 五彩池には少し登りますがこの時に高山病に罹る人が多いので、酸素缶を必ず持って登りましょう。

 五彩池の観光も終えたので、これからは縦7キロの黄龍の石灰棚の風景を楽しむ為に石灰棚に沿って下って行きます。

 今回は黄龍中寺から争艶池(何と粋な名前でしょうか)までを御紹介します。

 マイフォト 雲上の秘境 黄龍 黄龍中寺→争艶池 写真集

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20106kyuusaikou_1191  黄龍中寺です、チベット仏教のお寺でしょうねマニ車が回廊に設置されています。九寨溝でご紹介した羌族のボン教では反時計回りに廻ります。普通のチベット仏教では時計廻りに廻り、マニ車を廻します。

 遊牧民である羌族は仏教伝来以前からのシャーマニズム宗教の上に仏教が重層的に重なっています。日本も同じですね、神道の上に仏教が重層しています。標高の一番高い場所の五彩池には、道教の黄龍古寺がありましたね、中国も宗教は複雑です。

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 橋仙楼から黄龍下流を眺めた風景です。薄いピンク色の石灰棚から遠方の無数の石灰棚はコバルトブルーの色をしています。そして、深い森に包まれている世界です。

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 薄いピンク色の石灰棚とコバルトブルーの棚池の重層が自然の造形の美しさを表現しています。

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 自然の棚田池ですね、本当に不思議な光景です。パムッカレでは入浴できましたが、此処では立ち入り禁止です。

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 こんな光景が延々と7キロも続いているのです、壮観ですね。

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 谷の森に石灰棚が進出したのですね。木々が石灰棚に埋まっています。

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