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考古学ニュース 唐古・鍵遺跡出土炭化米のX線分析

 1937年に京大が発掘した奈良田原本町の、唐古・鍵遺跡から出土した炭化米を73年振りに取り上げて島津製作所と共同で京大ではX線CTスキャンをかけたようだ。

 読売新聞関西ニュース 炭化米焼かずに出来た

 どうやら、収穫した稲の束が洪水か何かで突然に酸欠状態で2500年前の稲が保存されていたようだ。従来は炭化米は焼かれたものと考えられていたようだが、今回の分析で焼かれていないと結論されている。籾の先端にある「ふ毛」が残っているのが何よりの証拠のようだ。

 X線断層写真を見ると、ぽちやっとしたジャポニカ種のようですね。インデイカ米ではないようだ。唐古・鍵遺跡の弥生時代の人々は意外と美味しい米を食べていたのですね。

 今後はDNAの分析を進めるのでしょうね、稲の渡来ルートが判明する時期もそう遠くはないのではないだろうか。

  参考過去記事 唐古・鍵遺跡を歩く

  奈良新聞上記記事

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