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峨眉山・九寨溝・黄龍紀行その12 九寨溝 樹正群海→磨房→樹正瀑布→老虎海

 承前 峨眉山・九寨溝・黄龍紀行その11 九寨溝(樹正寨、九宝蓮花菩提塔)

 樹正寨(樹正チベット人の村落)から渓谷に下り、樹正群海を眺め、チベット人の生活の基盤である水車小屋、マシモ車を眺め、渓谷を遡上し大きな滝(樹正瀑布)を目指します。そして、最後に神秘の湖、老虎海まで歩きます。

 日本の上高地の梓川を歩いているようであり、滝は無いが明神池を観光している雰囲気でした。又、東山魁夷さんの絵に出合える旅でもありました。マイフォトに歩いた順番で写真を掲載しましたので、楽しんで下さい。

 マイフォト 九寨溝 樹正群海→磨房→樹正瀑布→老虎海 写真集

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 エメラルドグリーンに輝く無数の湖、即ち樹正群海と呼ばれる光景です。大陸奥地の中国人は湖のことを海と表現します。昆明の滇湖も海と呼んでいました。

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 渓谷に作られた磨房(水車小屋)です。樹正寨の人々がハダカ麦や小麦粉を挽く水車であり、又、同時にマシモ車(マニ車)も同時に設置され経典が水の力で回転しています。信仰と生活が密接なのだ。

 水車は横回転で廻ります、日本のように縦に回転する水車では有りません。標高2千~3千メータの高地であります。

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 渓谷の左岸を遡上して行きます。渓谷は上高地の梓川を明神、横尾に向かい歩いている雰囲気になります。

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 樹正瀑布です。中国人の若い女性がポーズを決めています。今回の旅で判明した事は中国人の若者は写真を撮る時、必ずモデルのようなポースをとるんです、これが滑稽に思うのは私だけだろうか。世界中を旅しているが、中国人だけですね。

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 老虎海の景色だが、東山魁夷さんの絵を思い出します。彼は北欧の思い出で描いたと理解しているが、確かにノルウエーで眺めた光景にも似てるし、明神池の光景にも似ている。

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 湖面に映る山々が美しい。明神池にまさに似ていると思った。

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