決勝トーナメント パラグアイ戦(ベスト8を賭ける)
遂に今夜日本チームは南米の雄であるパラグアイと戦いがある。日本の蹴球会としては初めてのベスト8獲得を目指す。
最近、中国の長安を訪れ、始皇帝の兵馬俑坑を観て来たが、紀元前の世界最強と言われた、始皇帝が日本の陣形を見るとどう考えるか、面白そうなので少し考察してみた。先ず、ゴールを守るデフェンスは4バックであり、中央を闘莉王と中沢が守り両サイドを長友、駒野が守る。そしてその前にディフェンシブMFのトライアングルが存在する。
アンカーは阿部で右翼に長谷部、左翼に遠藤が守りゴールキーパの川島を除くこの7名でゴールを守る陣形である。長谷部、遠藤の役割は攻撃か防御かを決める立場にあり、瞬時に判断出来、且つ、攻撃のチャンスには正確なパスを前線に供給出来なければならない。
前線は本田を頂点に右翼は松井、左翼は大久保が担当しトライアングルを形成する。相手から見ると△(頂点が本田)、▽(アンカーが阿部)、直線の一(4バック)のような陣形に見える。始皇帝が得意とした陣形は雁行の陣と呼ばれ1号坑が密集歩兵軍団でありデフェンスの直線部隊の4名であり、防御時は7名となる。
始皇帝は雁行の陣ですから左翼前方に戦車隊・騎馬隊・弩隊(弓)の機動部隊を配置し敵の陣形をサイドから崩し撹乱する役目を持つ。大久保と本田そして、長友も駆けあがる左翼突破の陣形が雁行の陣に似ている。右翼は防御的であり松井、長谷部、駒野が防御である。
理由はよく判らないが、敵陣を攻撃する時は攻める側からから見ると左翼ら攻めるのが鉄則のようだ。防御側から見ると右翼を攻められるのが弱いようだ。2千年前前からそういう戦い方をしてるので、納得して下さい。
サッカーの近代戦は全員攻撃、全員防御が主流のようだ、要は切り替え速度が問題となり全員が90分で11キロ程度を走るという。本田選手も3試合で32キロを走ったそうだ。要はオシムさんが言った通り走りながら考えるという事になる。オシムさんの考えが今の代表に遺伝子として伝わっているようだ。
(代表は関西文化が占拠)
摂津(本田)と宝塚(岡崎)出身の二人が面白い。若い頃からのライバルらしい。又、監督の岡田さんも大阪の名門、秀才しか入れない天王寺高校出身だ。ただ、岡崎は読売新聞によると中学生の頃からサッカーを教えていた恩師の話では、鼻汁たらしの、はだしでスパイクを履く、勉強嫌いだったようだ。
遠藤選手は九州出身だがガンバ大阪、大久保選手は豊前の国出身だから秦氏の末裔かも知れないがヴィセル神戸とこれも関西圏で活躍している。松井選手は京都の山科だから宇治の近くだ。これも関西人だ。デフェンスの右翼を守る駒野選手、彼も和歌山出身である事を知っていましたか。熊野水軍の末裔かもしれませんね。
長友選手は御存知愛媛県西条市出身です。瀬戸内海の男なんです、顔みてても倭寇みたいな海賊風ですよね。という事は、デフェンスの中沢(埼玉)、長谷部(静岡)、川島(埼玉)と関東人3名+ブラジル人の闘莉王の4名が防御をしてる事になる。
防御は関東人、攻撃と戦略は関西人+九州・四国人という事ですね。
(八咫烏とサッカー)
何故、熊野大社が応援で登場しないのでしょうね。さて、そろそろ、戦いが始まります。
(日本敗退する)
120分間の激闘の末、ゼロ対ゼロでPK戦となる。残念ながら駒野選手が外し、敗退した。
歴代日本代表のなかで最強のチームだった。4年後、期待しています。最後の方で中村憲剛が登場し素晴らしい活躍をした、目が覚めるようなスルーパスは見事だった。
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