« 長安(西安)・北京紀行その11 西安の鼓楼・鐘楼と徳發長 | Main | 峨眉山・九寨溝・黄龍紀行その2 中国三大霊場 峨眉山(世界遺産) »

峨眉山・九寨溝・黄龍紀行その1 成都大熊猫繁育研究基地

 2010年5月31日より6月7日まで中国は四川省の成都を中心に峨眉山・九寨溝・黄龍紀行をしました。成都と言えば三国志で有名な蜀の国、劉邦と諸葛孔明を思い出し、最近では四川大地震が襲った災害地でもあります。そして、一番有名なのはパンダの生息地が存在するパンダの故郷である事ですね。先ずは、パンダの繁殖センターから旅は始めましょう。

20106kyuusaikou_005

 マイフォト  成都大熊猫繁育研究基地写真集

20106kyuusaikou_031

 パンダは中国では大熊猫と呼ばれています。初めてパンダを観ました。本当に可愛いです。よくぞ生き残ってくれたと思います。以前、テレビ番組でパンダの歴史について特集があり興味深く観ていました。彼らは熊の仲間なんですね、元来雑食系で肉を食べていたそうですが、長い氷河期を迎え年中生えていた笹を食べて生き残ったと聞いています。

20106kyuusaikou_021

 何故、氷河期でも笹が繁茂していたかですが、四川省には5千メータ、6千メータを超える山々が連なり、例えば四姑娘山が有名です。九寨溝や黄龍も連なる連山の一つであります。ベンガル湾から吹き付ける湿った空気がこれ等の高い山並みに衝突し雲を作り雨を降らせます。これが、パンダを救った自然環境だったのですね。

 蜀の国の犬は太陽を見ると吠えると比喩されている程、蜀の国は毎日が曇天で覆われていたと言われます。確かに毎日、青空を見る事は出来ませんでした。

20106kyuusaikou_066

 可愛い二頭の子供のパンダです、飽きずにず~と観ていました。

 詳しくパンダの事を知りたい人は下記、ホームページを参考にして下さい。

20106kyuusaikou_055

 成都大熊猫繁育研究基地ホームページ

 疑問があるのはパンダの模様です、何で白黒の不思議な模様をしているか謎ですね。氷河期を越した仲間で私が馴染なのは日本アルプスに住む雷鳥です。雨が降ったり曇天になると、子連れで歩く姿はとても可愛いです。雷鳥は冬に真っ白になりますがパンダのように斑の黒は有りません。北極熊も旭川動物園で観る限り真っ白ですよね。

 パンダを観察してると、上手に笹の幹の皮を剝いて、幹をかじっていました。野生のパンダは山の中に住み繁殖期にメスを雄同士で争い勝者が獲得できるとテレビで放送していました。見た目は可愛いけど、意外と怖い動物なんでしょうね。なんせ、熊ですからね。

 今は氷河期ではないから、笹ばかり食べずに普通の熊の食生活に戻る事は何故しなかったのでしょうね。一度、パンダに訊いてみたいです。

|

« 長安(西安)・北京紀行その11 西安の鼓楼・鐘楼と徳發長 | Main | 峨眉山・九寨溝・黄龍紀行その2 中国三大霊場 峨眉山(世界遺産) »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



« 長安(西安)・北京紀行その11 西安の鼓楼・鐘楼と徳發長 | Main | 峨眉山・九寨溝・黄龍紀行その2 中国三大霊場 峨眉山(世界遺産) »