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明日から西安(長安)・北京の旅にでます

 約1週間程度、御無沙汰致します。明日から旅に出ます。

 久しぶりの長安(西安)と北京です。北京には今、北朝鮮の元首が訪問中のようですね。何か高句麗時代から隋王朝を滅亡に追いやった歴史を持ち、戦争では得意な高句麗の血を受け継ぐ人々。何時になれば南北が統一されるのでしょうね。

 中国という国は、邪馬台国の時代から江戸末期までは憧れの文化・文明大国でしたね。しかし、明治維新により東アジアで目覚めたのは日本だった。

 西欧列強から植民地化される中で、日本はアジア諸国の国々からは、憧れの的でありました。現在中国でも使用されている常用漢字の30%以上の漢字は明治に日本人が翻訳した西欧文化・文明の漢字であると言われている。だいたい、中国の国名から明治の日本人が翻訳した漢字である。

 しかし、かの大戦で敗戦国となりアメリカの管理下の国となった。もう60年も過ぎたが未だに管理下にあるようだ。両国の国益が一致している限り日本には有益だろうが、しかし、アジアの経済の急速な発展、とりわけ中国市場を巡っては国益が必ずしも一致しない。そして、世界第二位のGDPに迫る中国の拡大路線は安全保障でもややこしくなっている。

 鉄資源でみれば中国が世界の40%近くを飲みこんでいるそうだし、セメントは50%に達するそうだ。カンボジアの埋蔵鉄鉱石も中国が押さえ初めているし、ボリビアのリチューム資源も中国・韓国・日本・欧州間で激しい獲得競争が始まっている。海洋資源も獲得競争が始まっており、例のガス田の話もそうだ。

 膨張する中国とどう向き会うのか、アジアの国々と未来に向かいどのような安全保障を模索するか、世界の警察を自負するアメリカとどう向かい合うのか、難しい連立方程式を解かねばならない。特に、食料自給率が極端に低い日本は安全保障の面で食糧確保が緊急の課題である筈だ。海に囲まれ魚を好んで食べて来た民族なのに、漁業関係で未来が見えないのが実情だ。宇宙に研究開発費用を使うのもいいが、もっと科学の目を海に向けて欲しいと思う。

 マグロだって、うなぎだって海に囲まれた国の特徴を生かし、科学者と漁業関連企業と国の政策が一丸となり未来のビジョンを描いて欲しいと思う。漁業の産業構造を抜本的に改革する必要が日本には必要なのではないだろうか。

 昨日の早朝、久しぶりに鶴見川の堤防で飛行機を飛ばした。今日も飛ばそうと思ったが、少し風があるので諦めた。電動機は風に弱いのが玉に傷ですね。ニッカド電池を6本整備した、コネクターを半田付けし、充電がどの程度可能か一日中試験をしていた。久しぶりに半田ごてを持ち、精神集中した。相変わらず、下手くそな半田づけでした。

 部屋の中でモータを回すと部屋中の埃が舞い上がり、顰蹙をかった。これで、3機の電動機が何時でも飛ばせる状態に辿り着きました。5月20日からは北海道に出かけますが、1機持参して北広島で飛ばすのも面白いと思っています。

 5月18日からの爺さん4人組の『温泉と山歩き』も筑波山に確定し、温泉を予約した。最近は筑波エクスプレスという便利な電車が出来たようで、秋葉からでているらしい。確か筑波大学のキャンパスがあるんでしょうね。この筑波山は太古に於いて4千メータを超える日本では最大の山だったそうですね。それが、噴火で大部分が吹き飛んだそうだ。それでも、日本百名山に深田久弥さんは選んだ。

 長安・北京から帰国後も遊びのスケジュールが詰まり、忙しい。さて、明日の夜は北京です。

 

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Comments

お久しぶりです。
北京,西安ですか、向こうは日中暑そうですね。
夜は寒くなりますが。
自分は去年のシルバーウィークに北京に行きました。
夜は后海のあたりをブラブラしてました。
以下、おすすめレストランです。
・北京「皇家氷穴倉」
・西安「徳發長」

Posted by: shinsaku | 2010.05.06 04:49 PM

shinsakuさん お元気そうですね

 4月にバンコクで38度の暑さを経験したところですから、大丈夫ですよ。
 中国に行くと毎日、朝から晩までスイカを食べさせられそうですね。水は危険だけど、スイカは大丈夫ですよね。

 氷穴蔵ですか、清朝時代の氷室(ひむろ)のようですね。私は関西出身なんですが、平安貴族が夏に必要とした天然氷の室である氷室が沢山周囲にありました。地名として今でも残っているんですよ。

 西安ですが、昔の部下だった野城君が駐在していたのですが、最近、帰国してしまったようです。残念ですね、案内してくれる人が居ません。徳發長というレストランがお勧めですか。

 ネットで調べると餃子屋さんのようですね。蒸し餃子のようですね。見た目から美味しそうで、食欲がそそりますね。時間があれば、北京の皇家氷穴倉、長安の徳發長も覗いてみます。有難うございました。

 時折、奥さんは中国の御出身ですから、訪問されてるんでしょうね。

 

Posted by: jo | 2010.05.06 05:29 PM

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