私の好きな番組 『世界ふれあい街あるき』
最初にこのNHKの番組を観た時に、不思議な映像の感覚に捕われてしまった。この滑らかな画面の動きはどのようにして撮影しているのか不思議だった。最初はレールの上をビデオカメラが動いているのかと考えていたが、階段を滑らかに登るのでどうも違うと思った。
調べてみると、ハリウッドで開発されたステディカムという特殊な移動撮影用の機材を担いで撮影している事が判った。参考 ステディカム紹介
撮影カメラマンは40分程度が限度らしく、撮影は大変のようだ。画面の、のんびりした光景とは裏腹に撮影カメラマンは重労働なのだ。苦労して撮影しているのだ。
中嶋朋子さんの独特のナレーションが心を落ち着かせてくれる。自分が旅をしている気持ちにさせてくれる。気取りのないナレーション、優しい語り口、興味大盛な探究心、語りかけが絶妙である。彼女がどんな人か全く知らないが、ラジオ番組を担当されると素晴らしいキャラクターを発揮されるような気がする。
今迄の旅番組は誰かレポータが居て、その人の目を通して旅をする様式が殆どであった。しかし、この番組の主役は視聴者であるように考えられているのがミソだ。先日も、イギリスの田舎のコッツウォルズ地方の旅を放送していたが、懐かしく、自分の旅を思い出していた。
旅と言えば、5月7日から久しぶりに西安・北京の旅に出ます。長安は日本人の心の故郷ではないだろうか。遣唐使の阿倍仲麻呂や吉備真備や眩坊や多くの留学生が憧れた世界の都だった場所だ。中国の長い歴史の中で一番世界に門戸を開いたグローバルな時代であったと考えています。城壁の上を夜に歩くのが一番気に入っています、阿倍仲麻呂が故郷の三笠山を偲んだ月を観るのが楽しみです。
兵馬俑坑の秦始皇帝の軍団を観るのも楽しみです、世界最強と呼ばれた軍団の雁行の陣形は今も残っている。数年前に訪問したが、今も発掘・修復は続いている筈である。
北京では長城を歩く予定です、此処も久しぶりの訪問となります。この長城建設の為にどれだけの労力と自然が失われたか、教訓の塊のような場所だ。
西安・北京の旅から帰ると、恒例の爺さん4人組による『温泉と山あるき』の旅が待っています。そして、下旬は孫の1年目の誕生日の祝いの為に北海道に遠征です。既に、4泊5日でサッポロのホテルは予約した。5月末では未だ北海道は寒いと思うので、何処に出かけるか未定です。
6月頭からは九塞溝・黄龍の旅にでる予定です。トルコのパムッカレの石灰棚とどちらが美しいかこれも楽しみです。
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