バンコク紀行その4 ワット・スタット
この寺はバンコク王朝創始者であるラーマ1世により創建された。仏像はスコータイ王朝時代(14世紀中葉)リタイ王が鋳造したシーサーカヤームニー仏をワット・マハータートからチャオプラヤー川を筏の上に乗せバンコクまで運ばせた。仏像の特徴は右手を地に垂らす『降魔印』が特徴です。
マイフォト ワット・スタット
礼拝堂の全景です。周りの石像はバンコク王朝が中国との貿易で買わされたものだそうだ。この寺は私が生まれた年に暗殺されたラーマ8世の遺骨が安置されているという。『暁の寺』風に考えると、ひょっとすると私はラーマ8世の生まれ変わりかも知れない。(笑)
回廊の仏様の数々です。回廊には隙間なく仏さまがお座りになっています。
ところで、写真は失念したのですが、寺の外に巨大な高さ21メータの巨大なブランコが存在します。私には鳥居にしか見えないのですが、シバ神に捧げる祭祀としてバラモン僧が巨大ブランコにぶら下がり大スイングの行をしたそうだ。死人がでるので、最近は禁止されていという。
ユカタン半島のマヤ遺跡を探訪した時にも巨大な柱にぶら下がり神事を行う光景を観ました。
鳥居のルーツは何れにせよ、雲南省の少数民族の風俗ではないかと考えていますが、ブランコだったとすれば面白いユニークな新説となりますね。
韓国でも釈迦の誕生日から端午の節句の期間、女性がブランコを行い何処まで高く漕げるか行う祭祀があるといいます。
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