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バンコク紀行その11 エメラルド寺院と王宮(前篇)

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 エメラルド寺院は王宮と同じ場所にありますが、この写真は少しボケていて申し訳ないです。中央の60センチ程度の翡翠で出来た本尊仏がバンコク王朝の守護神であるエメラルド仏です。ラーマ1世(バンコク王朝創始者)がラオスのビエンチャンに遠征した時に持ち帰った仏さんです。

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 エメラルド寺院は通称であり、ワット・プラケーオともワット・シーラッタナーサーサダーラームと呼ばれています。写真はラーマ4世が建立した仏舎利塔プラ・シー・ラタナー・チェデイと呼ばれています。イタリア製の24金の金箔を貼りめぐらした黄金仏舎利塔であり、スコータイ王朝時代の様式を伝えています。(スリランカ様式)

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 鬼の守護神であるヤックです。赤鬼・青鬼ですね、上海万博のタイ館でも登場してるようですね、先日上海万博の紹介映像で見つけました。これは、本来はヒンドゥーの神でありヤクシャ(サンスクリット語)と呼ばれる守護神です。日本では夜叉と呼ばれているようですね。日本のお寺では南大門の左右を固める金剛力士像でしょうか。

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 経蔵ですプラ・モンドップと呼ばれています。三蔵経を納めているそうですよ。仏陀の教えが書かれた教蔵・律蔵・論蔵をまとめて三蔵経と呼ぶそうだが、元来バーリ語という文字を持たない言語で伝えられ各国の言語に翻訳される時に間違いが存在するという。ラーマ5世の時代にタイ語で三蔵経を作成し欧米帝国主義の諸国に送り着け、タイ国の文化レベルの高さを唱え植民地化されるのを回避したエピソードがあるそうだ。

 そういえばインドで仏教を極めた坊さん、三蔵法師と言いますね。

 マイフォト バンコク紀行 エメラルド寺院と王宮写真集

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 ラーマ1世が建立した金色仏塔プラ・スワンナ・チェディと呼ばれる。塔を支えるのは鬼の守護神ヤックと呼ばれているが、私にはガルーダ(バラモンの神ヴィシュヌ神の乗り物)に見えます。アンコール・トムでもライ王のテラスを支えるのはガルーダでした。

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 これはプラ・ウイハーン・ヨットと呼ばれる建物です。様式が少し周りと異なりますね。屋根が陶磁器でできているように見えます。暁の寺もそういえば、陶磁器が壁に貼られていました。

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