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中国雲南紀行その7 世界遺産 石林(昆明)

 承前 中国雲南紀行その6 羅平 牛街からの菜の花畑展望

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 世界遺産に登録された石林です。2億数千万年前は海の底、石灰岩の台地が隆起し広大なカルスト地形が形成されました。奇岩が多く、人気の場所です。

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 剣のように鋭く尖った岩や、石柱のように立つ岩や幾重にも塔が重なるように聳える姿や、面白い形状をした岩峰を楽しむ事ができます。

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 サニ族に伝わる悲しい娘の叙事詩『阿詩瑪(アシマ)』の像です。花籠を背負い左向きに立っている娘の姿です。四角い帽子を被っています。顔は空を見上げていますね。

 奴隷の身分であったアシマは強制的に婚姻を迫られます、彼女は苦難を強いられ抵抗し最後にこの石林の場所で岩になったと語り継がれているそうです。それが、サニ族に伝わる長編叙事詩の『阿詩瑪(アシマ)』です。少数民族悲運の歴史を語っています。

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 この岩は三蔵法師に見えませんか。

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 イ族の人々の民族衣装による歌と踊りです、花の下で楽しく踊っていますが、歌垣ではないかと思います。

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 桜かカイドウか不明の花の向こうに、人の姿のような岩峰が立っていますね。

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 満開の花と石林の岩峰です。

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 緑の絨毯に起立する石林の岩柱群です、こんな景色が延々と続きます。

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 飛行機雲と石林の岩峰群の静かな風景です。

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 若い二人が少数民族の貸衣装で記念写真を撮影しています。娘が花籠を背負って四角い帽子を被っているので、サニ族の衣装だと思います。

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