エジプト紀行その5 アル=ギーザの3大ピラミッドの謎
承前 エジプト紀行その4 メンフィスの『ラムセス2世巨像(ブタハ神殿跡)』
さて、最大の山場である3大ピラミッドになります。アル=ギーザの台地上に聳える巨大なクフ王、息子のカフラー王、孫のメンカウラー王のピラミッド群です。4500年前の時代である古王国第4王朝の繁栄した時代の遺跡です。多くの謎が未だに残るピラミッド群ですね。
Indie Historyにて5回に渡り3大ピラミッドに関する記事を書きましたので、是非、ご覧下さい。
Indie History アル=ギーザの3大ピラミッド 何故クフ王は此処を選んだか
Indie History アル=ギーザの3大ピラミッド 大スフィンクスと直角三角形
Indie History アル=ギーザの3大ピラミッド クフ王のピラミッド
Indie History アル=ギーザの3大ピラミッド カフラー王のピラミッド
Indie History アル=ギーザの3大ピラミッド メンカウラー王のピラミッド
以上が3大ピラミッドに関連する記事です。私が昨年考古調査士の資格取得で学んだ、早稲田のエジプト考古学の近藤二郎教授が使用されたテキストや今はサイバー大学の吉村作治氏の『エジプト 博物館』の書籍から引用させて頂いています。
マイフォト アル=ギーザの3大ピラミッド 写真集(約100枚)
なんせ4500年も前の歴史ですから、謎だらけというのがエジプト考古学の現状ではないでしょうか。しかし、行って見なければ判りませんが下エジプトの『メンフィスとその墓地遺跡』として指定されている世界遺産群だけで、南北100キロ、東西10キロのナイル川西岸地帯の沙漠を発掘対象とするのですから、スケールが違いますね。
今回は訪問していない、上エジプトの遺跡群を考えると気が遠くなる遺跡の宝庫です。砂嵐の中で何十年も発掘作業をされている専門家の人は本当に大変だな~という印象です。年寄りには絶対に出来ないだろうというのが今回の印象です。若い研究者に期待しています。
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