大和（おおやまと）古墳群を歩く その9（山辺の道）

　承前　大和（おおやまと）古墳群を歩く　その8（黒塚古墳）

　『刀根早生』の力強い生きる姿です。

一本の柿の木に鳥の為に柿の実が残されている。なんと日本人は優しいのでしょうか。

　柿の木は子供の頃を思い出す。大人になっては二日酔いに防止に酒場で食べた。

　多神社の社（やしろ）。

弥生時代から人々はここで環濠集落をつくり稲を育てていた。そして、三輪山から昇る太陽を崇め、二上山に沈む姿を眺め一日を終えた。

　静かな多集落と耳成山と三輪山の風景です。ヤマトは素晴らしい故郷だ。

　山辺の道、柿の木と見知らぬ古墳が共存する世界。千数百年変わらぬ世界がある。

　無人の駅、柳本駅。素晴らしい山辺の道の旅は終わった。