大和(おおやまと)古墳群を歩く その8(黒塚古墳)
承前 大和(おおやまと)古墳群を歩く その7(柿の森を歩く)
黒塚古墳です、1997年に橿原考古学研究所が発掘し、三角縁神獣鏡33面及び画文帯神獣鏡1面が出土した古墳として有名です。
墳丘長130メータの前方後円墳で古墳時代初期の古墳です。先日、橿考研が折しも桜井茶臼山古墳の副葬銅鏡81面についての発表がありました。
柳本古墳群としては古墳時代初期の古墳として知られていました。この古墳の特徴は後円部墳頂に巨大な竪穴石室が存在した事です。
後円部の大きさの割には巨大な南北8.3メータ×東西1メータ×高さ1.7メータの石室です。解説を読みましょう。
石室は三~四段程度は頭大の大きさの石を積み上げその上は板状石を持ち送りながら重ねて三角形の天井を作る。水銀朱を床面に施し割竹式の刳り抜き式木棺を据えていた。頭の近くに画文帯神獣鏡を縦に置き、刀剣を置き、棺の外には33面の三角縁神獣鏡が副葬されていた。
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