大和(おおやまと)古墳群を歩く その3(萱生環濠集落へ)
橿考研の地図を観ながら馬口山古墳→ヒエ塚古墳→波多子塚古墳を巡ろうと歩きだしたが、道に迷ってしまった。(笑)
最初の写真の柵の向こうが馬口山古墳だと思います。特殊器台形埴輪片が出土し全長110メータの古墳時代初期の未調査の前方後円墳だそうだ。ヒエ塚古墳も同じく古墳時代初期の古墳であるが私有地の為に発掘調査がなされていない。注目すべき100メータクラスの大型前方後円墳であり、箸墓と同じく初期の古墳である。このあたりは考古学ファンにとり宝庫が眠ってますね。
この妙な格好をした木は萱生(かよう)の『刀根早生』という有名な美味しい柿なんですね。地元の果樹園の人に訊くと、柿の実の採集が便利なようにこのような低い木にしているそうですよ。萱生(かよう)という聞きなれない名前がこの紀行の最後まで気になっていました。名前の由来は何なんでしょうね、まさか伽耶ではないでしょうね。
南西方向にはふたこぶラクダの二上山が美しく横たわり、東の眺めると龍王山の山塊が見えますね。
萱生の柿の果樹園が一面に斜面に連なるのどかな風景です。柿の実がなる季節に来れば良かったです。(笑)
時折、鳥の為に未だ熟した柿の実が枝の先に残されています。
おや、又、果樹園の中に古墳が出現しましたね。名前は判りません、今度来る時は専門家に案内をお願いする方がいいですね。
明らかに古墳です。
山辺の道にでてしまいました。橿考研の地図は捨てて面倒なので、山辺の道を歩くことに方針変更です。又、古墳が出現しましたね。後円部は畑になっていますね。
波多子塚古墳です。全長144メータの前方後方墳です。橿考研の説明では北裾部が調査され古墳時代前期でも早い時期の築造であろうと考えられています。
長い前方部を持つのが特徴ですね。萱生地域は古墳時代初期の重要な古墳が沢山眠っているミステリーの宝庫ですね。
萱生の環濠集落の話と継体天皇の皇后の本当の古墳はこれだという話は次回にします。
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