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日本の家族制度について

 最近の派遣村や介護の問題や色々と考えると、問題の根幹に核家族化という戦後の高度経済成長時代から続いた大家族制度の崩壊に問題があるように感じています。又、家父長制度という明治憲法以来の長子相続という制度は殆ど機能していない。お家存続の為に長子が跡を継ぐというだけの財産は無いし、戦国時代から続いた男系長子相続という制度はもはや崩壊している。

 日本と言う国は古来、母系社会でありました。男が女の家に通い子供が出来れば母系の家で育てるという風習です。男の子は自分の力で世間に出て生きて行かねばならないという男にとり過酷な社会でしたね。しかし、社会で頑張れば子孫は残せるし、母系の家からは大事にされた。

 例えば、古墳時代、河内王朝の時代ですが雄略天皇の奥さんに葛城円(つぶら)の娘である韓媛(からひめ)は雄略の奥さんですが、旦那を取らずに実家で焼き殺されています。当時の婚姻形態をよく示しています。女は生まれた実家が大事なのですね。この制度が崩壊したのは私のつたない知識では戦国時代以降だと思います。

 武力の時代になり長子相続という男系の世界が生まれた。これは、北方遊牧民の優れた男に一族を任せるという思想ですね。そして、農耕社会では田圃の分割により疲弊する事を防ぐために農民の間でも長子相続という制度が定着した。

 しかし、戦後の資本主義による高度経済成長で家に頼らずに男は自分で核家族を形成できるようになり、実家に頼らずに生きる道が生まれた。そうすると、私が観察する限り先祖返りをして親の面倒は娘が自然に見るようになっている。気心知れた娘の方が特に母親は安心だし、気を使わないでいい。自然な古代の母系社会が復権し始めている。

 現在の民法がどうなっているか知識は無いが、明治以来の男系中心の家族制度が未だ継続しているのではないだろうか。この際、家族制度そのものを考え直す事も必要ではないだろうかと思う。国家予算を限りなく使用しなければ老人や若者の派遣村の人間の面倒を見るのは何処か社会制度に問題があるのではないだろうか。

 古代はもっと貧乏であった筈ですよね、弱者保護というのは私のような年寄りには歓迎な話だけど、家族という単位をもっと根本的に考えないと根本的な解決は無いと思います。

(閑話休題 卑弥呼の話)

 今日も、NHKのクローズアップ現代では纏向遺跡の大型建物跡は卑弥呼の宮殿かという番組をやっていましたね。NHKでは、今年の2月からずっと纏向遺跡の発掘の取材をしているのですね、流石です。今回も、前回のニュースの時と同じく東西の軸線上に規則正しく並ぶ建物に注目していましたね。飛鳥時代からは中国の影響で宮殿は南北に並ぶ前の時代、太陽信仰か三輪山信仰ではないかと言う。

 私は、継体天皇の陵墓と考えられる今城塚古墳の造り出し部で発掘された、4区画の建物を含む埴輪列も東西に並んでいる事に注目しています。それと、今夜の番組でも神戸大学の黒田さんが大型建物が大社造りである事に注目していました。真ん中に柱があるのですね。

 これからの線路を挟んだ東側の発掘も出来ればいいのですが、民有地なんでしょうね。何とか鳩山政権さん、大事な発掘を続ける事が出来るようにしてやって下さい。日本の国家発祥の地である可能性が高い訳ですからね。 

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