英国から無事に帰国しました。
昨夜深夜に無事ロンドンから帰国しました。幸い天気に恵まれ最高の旅となりました。
朝と夕方は寒くなりますが、日中は暖かくて過ごしやすい英国での旅となりました。
久しぶりのロンドンの訪問となりました、現役時代には何度か訪問し、英国ICLの人々とかBBC放送の人々と仕事をした事がありました。
今回は家内と一緒の気楽な旅となりました。
ロンドンの中心地であるピカデリー付近の写真です、真っ赤な二階建てのバスが走り一目でロンドンの景色と判りますね。
今回の旅はHISさんの安いツアーに申し込み現地で幾つかのツアーに参加しました。
誕生日はフォーマルなデイナークルーズで夜のテームズ川を遊覧し素晴らしい夜景と音楽と豪華な食事で過ごせました。
今回の旅のハイライトはロンドンから西に200キロ離れた、ストーンヘンジの訪問でした。
5000年前のストーンサークルの訪問です。早朝にホテルをでてウオータールーの駅まで地下鉄で行き、ソールズベリー行きの往復チケットを買い出かけました。
現地ではバスを利用して出かけました、バスでは偶然に埼玉から一人で来られた考古学で有名な青木義脩さんにお会い出来ました。
現在、大英博物館で日本の縄文土偶の展示会をされているそうで、国宝の縄文のビーナスも仮面土偶も殆ど有名な縄文土偶が展示されている話を聞きました。勿論、その後、見に行きました。
この遺跡については詳細な報告をする予定ですが、紀元前8千年頃の柱穴が発見されており、その後紀元前4千年頃から環状列石が建造始まったという。
当時は森で囲まれていたようで、遠方から船で5トンもあるブルーストーンが海を越えエイボン川を遡り修羅で運ばれて来た。
丘の上に立ち並ぶ巨石建造物は今は当時の半分以下の石しか残っていない。悠久の歴史がここに残されている。青木翁は座り込み、巨石遺跡のスケッチをされていたのが印象的でした。
家内が行きたいと言う小さな田舎町であるコッツウォルズとオックスフォードのツアーに参加した。フランスのブルゴーニュに似た静かな田舎町で石で建てられたお家が立ち並ぶ風情ある風景でした。
産業革命以前には栄えた町だそうだが、石炭も出ないし鉄道も通過しない町が幸いし中世の街並みが残った。
ふうてん老人が好きそうな自動車博物館があったので、お土産に写真でも思い入館し沢山のクラシックカーの写真を撮影した。流石にモータサイクルの国、英国である、田舎を馬鹿には出来ません、後日の楽しみにして下さい。
この写真は何処かで見覚えですね、ハリーポッターの映画で登場する寮の食事の場面です。オックスフォード大学のクライストチャーチの学寮の食堂です。
映画制作ではオックスフォード大学の学食を参考にしたそうです。
オックスフォード大学と言う名の大学は存在しない事を御存知ですか、皇太子さんが出られたマートンカレッジや雅子さんがでられたベイリオルカレッジや、秋篠宮さんがでたセントジョンズカレッジ等々の総称なんですね。
クライストチャーチカレッジは最大で今まで15人の首相を輩出しているそうです。
「不思議な国のアリス」作者のルイス・キャロルはここの教授でしたね、アインシュタインもここです。
近くの『The Bear』という古い歴史のあるパブは皇太子さまが行きつけのバーだったそうですよ。
卒業記念のネクタイにサインして置いてあるかも知れませんね。
注: 全ての写真は二回クリックすると最大の画面になります
参考 倫敦塔(漱石)
漱石が留学していた頃、彼は一度だけ地図を頼りにこの塔を訪れたそうだ。人に場所を聴きながら辿りついたのでしょうね。
明治の頃のロンドンは馬車が走り、路面電車も走る世界だったのではないだろうか。テレビ番組で観るシャーロックホームズのような景色を想像する。
今も退役軍人が誇りある門番として佇んでいるのが印象的である。
漱石が言うように倫敦塔は英国の歴史そのものなんでしょうね。王とシテイ(日本風に言えば、信長が堺の商人に矢銭を要求した時代を思えば判り易いかも)の戦いがあった。
中世に於いて、自由な商人であるバイキングはテームズ川を遡り大挙攻めてきた歴史があり、長くバイキングの支配下にもあった。
その後、ハンザ同盟の主要な都市としても栄えた歴史を持つ。
最後に、暇をみつけてナショナルギャラリーで絵画が鑑賞したり、大英博物館で縄文土偶展やエジプト、中東の歴史のギャラリーを1日散策した。
英国紀行については今後、何回かに分けて写真を中心に紀行文を掲載する予定ですので、楽しみにして下さい。
誕生日のテームズ川デイナークルーズはビデオ映像で掲載する予定です。
本当に短い1週間の旅でしたが、充実した紀行となりました。
大英博物館での縄文土偶展です、素晴らしい展示で、多くの現地の人々がスケッチをしているのが印象的でした。
縄文土偶は美術史的にも世界に誇る文化遺産であります。
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