チチェン・イツァー遺跡紀行 ジャガーと鷹の台座、ツォンパントリ(頭蓋骨の城)、ジャガーの神殿編
この台座には夜の帝王であるジャガーが真中にレリーフとして彫られ、両脇に昼の帝王である鷹が人間の心臓をつかむレリーフが描かれている。
ガイドさんの話では夕方になると太陽の力が落ち、ジャガーが権力を振るうので、太陽に力を注ぐ為に生贄を捧げたという。
これも、トルテカの影響だと思います。本来のマヤにはそのような信仰は存在しなかった。
レリーフ観て判りますか、真ん中に右向きのジャガーがいます、両側には対向した鷹が手に心臓を持っていますね。
台座から首を出しているのはククルカン(羽毛の蛇)の頭ですね。
(ツォンパントリ=頭蓋骨の台座)
これも、トルテカの影響だと思います、生贄にされた人の頭がい骨を並べたようです。
何故そんなに、毎日が不安だったのでしょうか。それとも、トルテカという好戦的な民族は戦争をする事で捕虜を獲得し、彼らを毎日生贄にしなければならない理由でもあったのでしょうか。
球戯場の東壁に作られた神殿であり、正面にジャガーの像が置かれている。
壁には戦争ん様子が描かれている。考古学者の話ではこれは、10世紀のトルテカ侵入時の戦争を描いているという。
ジャガーは夜の帝王である。この像の上に誰が座ったのだろうか。
何か可愛いいジャガーですよね。多分赤に色で彩色されていたと思います。カスティーヨの内部ピラミッドで発見されたジャガーは赤い色で彩色されていた。目には翡翠が埋め込まれていたので、多分このジャガー像もそうだったと思いますね。
柱のレリーフです。一番下には雨の神チャックが涙を流しています、これが雨となるのですね。雨で亀が潤っていますね。(笑)
ジャガー神殿を南側から見た写真です。裏は球戯場となっています。
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Comments
マヤ遺跡に行きたいと、子供の頃から思っているのですが、なかなか遠くて簡単に行けないですー。
足腰がしっかりしているうちに行かなきゃ!と思っていますが・・・。
見れば見るほど、不思議な遺跡と文様。
水源は、近くにあるのでしょうか?
Posted by: シーラカンス | 2009.09.14 12:02 PM
シーラカンスさん 今晩わ
今日は仕事で渋谷で出かけていました。イチローの号外を貰いました。9年連続200本安打、大リーグで100年ぶりとか、本当にイチローには頭が下がりますね。自宅でテレビを観ると、彼はインタビューで目を真っ赤にしていましたね、素晴らしい男やね。
ところで、マヤ文明に御興味あるのですか。是非、足腰が元気なうちに、訪問して下さい。現地で旅行者が乗らない、現地の人々が乗るバスに乗って下さい。
陽気なラテン音楽をガンガンかけて、運転手さんが陽気にリズムに身体を動かせて、運転してるバスはおもろいですよ。生きてる実感が湧きますね。
ところで、水場は遺跡の南にあるセノテである、シトロクを利用していたと思います。
Posted by: jo | 2009.09.14 09:38 PM