ベトナム北部 『ドンソン文化』のメモ
ドンソン文化とはベトナム北部ハノイ近くの紅河流域に紀元前4世紀から紀元後1世紀にかけて栄えた金属文化であります。東山文化、Dong Son Cultureと呼びます。ハノイ在住の頃に歴史博物館を訪問しましたが、その時に出会った巨大な銅鼓の数々に度肝を抜かれた記憶があります。残念ながら、その時にデジカメの電池が切れており映像が有りません。 過去記事 ベトナム歴史博物館
銅鼓は祭りで紐で吊るして叩くのですね、片側には大きな筒を出し入れしながら音階を変えて叩くようです。参考 雲南省チワン族の銅鼓の祭り 参考 銅鼓
銅鼓の文化文明は雲南省あたりで発生しベトナム北部からインドシナ半島を南下し、インドネシアあたりまで拡大した青銅器、鉄器文明だそうですね。
ハノイの歴史博物館で観た瞬間にこれは棺桶ではないかと思いましたね。それ程でかいのですね。そして、蓋の部分には小さな彫像が沢山ついており、SEXしている像が沢山装飾されていました。これにも驚きでしたね。この文化のルーツは雲南省の古代の滇(てん)王国に起源があるようです。
『石寨山(せきさいざん)古墳群と李家山古墳群』
グーグルアース 石寨山古墳群(滇王国)
参考記事 石寨山古墳遺跡
『史記』や『漢書』に書かれていた雲南の滇王国が発掘により明らかになりました。
一番有名なのが、『滇王の金印』ではないでしょうか。
参考 滇王之金印
漢の武帝が下賜した金印であり、後漢の光武帝が倭の奴国の王に下賜した『漢委奴国王』の金印と酷似している。鈕が蛇である事も類似しており中国人は倭国が南方の国であると考えていたようですね。 参考 漢委奴国王印
この遺跡で有名なのが貯貝器(ちょばいき)ですね。ハノイの歴史博物館でもドンソン文化として同じです。 参考 貯貝器 参考 貯貝器記事
貯貝器とは当時の通貨である子安貝を蓄えていた器だと考えられています。南方でしか採取できない子安貝は通過貨して利用されていたのですね。
『李家山古墳群』
参考文献 李家山古墳群
石寨山古墳群の南50キロ付近に李家山古墳群があり、古代の滇王国の青銅器の遺物が発掘されています。ハノイの紅河流域のドンソン文化と類似の文化だそうです。雲南省からハノイの紅河流域にかけて青銅器を中心とする進んだ文化・文明が存在した事を遺物は語っているようです。








































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