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ETV特集 日本と朝鮮半島2000年 第二回(予告)

 NHK 本日放送予定御案内

 本日夜10時からNHK教育テレビで上記、『日本と朝鮮半島2000年 第二回 任那日本府』が90分番組で放映されるので、是非、暇な人は観られたらどうでしょうか。

 参考 過去記事 第一回放送関連記事 古代人々は海峡を越えた

 最新の朝鮮半島での考古学による発掘調査での遺構・遺物から当時の日本列島の倭国と朝鮮半島諸国の関係を考える番組です。ポイントは4世紀の洛東江流域=鉄生産拠点、の狗邪韓国の弁韓・辰韓から伽耶・加羅諸国と新羅への歴史の流れと、5世紀末頃からの栄山江(ヨンサンガン)流域の続々と発掘される13基もの前方後円墳であります。

 日本列島の歴史を考えるに、朝鮮半島で生産される鉄が如何に重要であったかというのが私の感想です。5世紀の河内に巨大な前方後円墳を築いた王朝の時代は未だ、朝鮮半島の鉄に依存していた。しかし、継体大王(天皇)の時代から日本列島で鉄生産が始まるのです。その時代から、朝鮮半島の南部地域は日本列島の国にとり重要では無くなりました。勿論、大陸文化を吸収する場所としては重要だった。

 継体大王までの日本の王朝の歴史は、朝鮮半島の鉄抜きには考える事が出来ないと思います。6世紀に大伴金村が確か512年だと思うが百済から任那4県割譲要求を受け入れ譲渡し政治生命を失う大事件がありましたが、もう朝鮮半島南部の重要性が無くなっていたのではないかと私は考えています。鉄の時代ではない、仏教や大陸の先進文化文明の方が重要になっていたんですね。

 日本書紀では一貫して南部朝鮮半島はヤマト王権が支配していた地域であり、任那という植民地支配拠点を持っていたと主張しているが、事実関係は鉄を巡る相互互恵の関係ではなかったかと考えています。多分、NHKの今夜の番組もそのような論調ではないかと推察します。考古遺物をベースに新しい朝鮮半島南部と日本列島のヤマト王権との関係を探る新しい時代に入ったと思います。

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Comments

暇なMuです
 この記事を読んで、さっき自動録画をセットしました。
 古代朝鮮半島問題をよくみて、また、賢くなりましょう、おたがいに!

Posted by: Mu | 2009.05.31 10:27 AM

Muの旦那 おはよう

 そうですか、予約されましたか。寝てしまう危険があるからやね。(笑)

 今日は夕方4時20分から早稲田会場、15号館地下第四教室で日本考古学協会の例の歴博の発表があります。20分程度の発表ですが楽しみですね。

 それ以外にも、聞きたい発表が仰山ありますが、午後に出かけようとおもいます。今日は忙しいのだ。

Posted by: jo | 2009.05.31 10:43 AM

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