伊豆の踊り子歩道 完全走破(2) 浄蓮の滝→天城山隧道
さて、浄蓮の滝のバス停近くから始まる伊豆の踊り子歩道を歩き始めましょう。今日の目的地は七滝(ななだる)の温泉ホテルまで、16.2キロの行程であります。旧天城山隧道が峠となりますので、それまでは登りのハイキングとなります。国道414号線に沿って歩くのですが、歩道は渓谷の道であり良く整備され標識も完備されています。
本日のコースは所要時間5時間の行程ですが、目標は夕方4時にホテル着であります。道の駅から七滝温泉までは一切の茶店も何も有りませんので、道の駅でお弁当を仕入れておかねばなりません。
幸いに横浜では朝、雨が降っていましたが、伊豆は快晴です。杉木立や渓谷の道を快適に歩き始めました。少し、桜も咲き始めているようです。
「山神社と七木」の解説です。大山祇神を祀るという事は伊予、三島、と海を支配していた古代の神が伊豆半島に存在していた事を示していますね。話は古代の神話に飛びますが、九州の海人族である安曇のグループは日本海から信州に足跡を残していますが、熱海、渥美も同じく太平洋沿岸地帯を開拓した足跡ではないかと推測されています。アヅミというグループが航海による貿易商人・武力集団として活躍しましたと考えられます。
古代は沿海航法ですから、陸地の山を見ながら航海します。航海民にとり山は大事なランドマークだったのですね。それと、船の材料としての木材は重要でした。有名な天城巡洋艦・空母の天城は伊豆半島の天城山の木材が材料として使用されたと聞いています。
滑沢渓谷は今回は足を踏み入れませんでした。時間があれば太郎杉を眺めてみたいと思いますね。 参考 天城太郎杉(滑川渓谷)
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- エゾライチョウとクマゲラを見る旅 総括編(2018.07.09)
- 2018年春の渡りの飛島 総括編(2018.07.09)
- 南ゴビ砂漠探鳥紀行(2018年6月15日~20日) 総括(2018.07.06)
- 2017年 春の渡りの飛島記録(2018.05.15)
- 豪州鳥見紀行 ケアンズ・エアーズロック・シドニー チエックリスト(2018.02.21)
Comments