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伊豆の踊り子歩道 完全走破(2) 浄蓮の滝→天城山隧道

 さて、浄蓮の滝のバス停近くから始まる伊豆の踊り子歩道を歩き始めましょう。今日の目的地は七滝(ななだる)の温泉ホテルまで、16.2キロの行程であります。旧天城山隧道が峠となりますので、それまでは登りのハイキングとなります。国道414号線に沿って歩くのですが、歩道は渓谷の道であり良く整備され標識も完備されています。

天城遊々の森 5キロ歩いた 本日のコースは所要時間5時間の行程ですが、目標は夕方4時にホテル着であります。道の駅から七滝温泉までは一切の茶店も何も有りませんので、道の駅でお弁当を仕入れておかねばなりません。
竹藪を歩く 幸いに横浜では朝、雨が降っていましたが、伊豆は快晴です。杉木立や渓谷の道を快適に歩き始めました。少し、桜も咲き始めているようです。
起点付近 しだれ桜 東京も数日後には桜が満開になるかも知れませんね。伊豆は東京よりは温暖でしょうから、少し早く桜は咲くと思います。
昭和の森会館到着 2.3キロ歩いた  昭和の森会館到着、浄蓮の滝から2.3キロ歩きました。
山神社と七木 「山神社と七木」の解説です。大山祇神を祀るという事は伊予、三島、と海を支配していた古代の神が伊豆半島に存在していた事を示していますね。話は古代の神話に飛びますが、九州の海人族である安曇のグループは日本海から信州に足跡を残していますが、熱海、渥美も同じく太平洋沿岸地帯を開拓した足跡ではないかと推測されています。アヅミというグループが航海による貿易商人・武力集団として活躍しましたと考えられます。
  古代は沿海航法ですから、陸地の山を見ながら航海します。航海民にとり山は大事なランドマークだったのですね。それと、船の材料としての木材は重要でした。有名な天城巡洋艦・空母の天城は伊豆半島の天城山の木材が材料として使用されたと聞いています。
滑沢渓谷解説 滑沢渓谷は今回は足を踏み入れませんでした。時間があれば太郎杉を眺めてみたいと思いますね。 参考 天城太郎杉(滑川渓谷)
 
水が澄み切っている 渓谷の美しさ、特に水が透き通るようで「わさび」が出来るのも理由があるのですね。伊豆の水は清らかです。
井上靖文学碑近く 井上靖文学碑近くに到着です。井上靖は北海道旭川の生まれだそうですが、父の故郷が湯ガ島だそうで、少年時代伊豆で過ごしたそうです。
道の駅まで1.5キロ  道の駅まで1.5キロです。お昼の弁当を買いましょう。
整備された落ち葉の道 よく整備された森の道を歩きます。
天城街道(旧下田街道)解説 旧天城街道と呼ばれました。ハリスも吉田松陰も歩いた道です。
大川端 野営場で案内を見る 大川端 野営場に到着です。
わさび田 わさび田です。街道沿いには沢山のわさび田があります。
川端康成文学碑 川端康成文学碑です。伊豆の踊り子の書き出しのレリーフです。
氷室と「なまこ石」があります 氷室と「なまこ石」があるそうです。私たちは先を急ぎ立ち寄りません。
天城山隧道 記念写真 天城山隧道に到着です。

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