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ハドソン川の奇跡

 Daily News ハドソン川の奇跡

 今日は朝からニューヨークの飛行機事故に関する報道で驚きを伝えていた。ラ・ガーデイア空港から離陸した旅客機がハドソン川に着水し、全員無事だという報道でした。

 ラ・ガーデイア国際空港 グーグルアース

「la_guardia_airport.kmz」をダウンロードPhoto  ニューヨークに日本から出かけると、メインはJFK空港ですが、国内便としてはラ・ガーデイア空港がマンハッタンに便利なので、私も昔は良く利用しました。午後3時26分に飛行機は離陸し、数分後にバード・ストライクに遭遇し両翼のエンジンが停止し、左エンジンより出火したという。高度千メータ程度という。

 午後3時29分程度でしょうか。空港に引き返すべく左旋回をハドソン川上空のジョージワシントン・ブリッジあたりで行う。ラ・ガーデイアへの帰還は無理と判断し緊急着陸空港の指示を機長はする。マンハッタン島西のニュージャージーの空港を管制塔はするが、交信は途絶える。

 機長はハドソン川に不時着する道を選んだようですね。午後3時33分、離陸して7分後に飛行機はハドソン川に不時着した。高度千メータで動力を失った旅客機を無事ハドソン川に不時着させたのだ。しかも、両主翼は無事であった、これで飛行機の沈没は回避され、全員無事救助されたという。

 ラジコン飛行機の経験から言いますと、狭い川に動力の無い飛行機を着陸させるのはとても難しいと思います、又、胴体着陸で水の上に着陸するのは鉄板の上に着陸するのと同じで凄まじい衝撃があります。よく機体の姿勢を保ち水平に着陸できたと感心しますね。

 多分、着水時の機速は500キロ程度と思います、失速ギリギリ、エルロンもラダーも打てば失速する状態での着陸だったと思います。姿勢修正舵を打てば、そこで墜落する不安定な状態なのですね。見事であったと思います。

 両主翼にはジェット燃料が多量に詰まっていますので、飛行機は沈まないのですね。これが、片方の翼でも破損すれば、機体は傾き脱出は困難だったでしょうね。本当に良かったです。

 ハドソン川を挟み、マンハッタン島とニュージャージーは河底をトンネルで結ばれいます、汽車も車も地下トンネルで結ばれているのです。ですから、橋に衝突する危険はありませんでしたね。

 しかし、離陸途中のエンジントラブルは一番危険な事故です。ラジコン生活で今まで幾多の飛行機を失ったか判りません。旅客機は戦闘機と異なり機敏動作が出来ません、本当に奇跡のような事故であったと思いました。

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Comments

Joさん、肝心の貴兄・古墳記事にコメントもせず、すんません。

さて、朝一番目が覚めました。
Muはこの墜落着水事件をもっと簡単に考えておったわけです。橋のない幅が1kmもある海みたいなハドソン川に胴体着陸、シティだからボートやフェーリは沢山あるから、全員救出、……。よかった、で済ませていたのです。そもそも、水上飛行機のイメージから、楽なことだと判断しておったのです。
機長も50代末でベテラン、昔は戦闘機乗りだったから、貫禄だな、程度だったのです。

しかし。
Joさんの模型飛行機プロの目からすると、ほとんど奇跡的生還に思えました。
落ちる速度が時速500km前後だなんて、隕石並ですな。ふんわりと着水じゃなくて、宇宙の果てからミサイルが川に激突するようなものです。
それを川面にほぼ水平にして降りるわけですから、これは神業。

TVニュースでは7分間程度までは沈まない設計のようですが、燃料が水より軽いからでしょうかね。Jo記事では翼が両方あったからこそ、一時間も沈まなかったと知り、またもショック。

極寒の水って、北洋漁業なんかだと、海に落ちた途端に浮き輪もボートも関係なく、即死に近いと耳にしたのを思い出しました。

もし五分やそこらで機体が沈んでいたら、7~8割の方が凍死溺死になっていたことでしょう。

最後に。
推進力のない巨体をコントロールするのは、模型飛行機並に難しいとJo記事で理解できました。
知らない世界は、極端に難しく考えたり、気楽に理解したつもりになるもんです。

今朝のJo流飛行機話は、ずっと覚えていることでしょう。

Posted by: Mu | 2009.01.17 08:32 AM

Muの旦那さん おはよう御座います

 本当に不幸中の幸いでしたね、良かったです。テレビの報道では機長が最後まで脱出せず、客室全てを二回も残された乗客、乗務員がいないか確認したあと、脱出したという話は、当たり前といえば、当たり前だけど、プロ根性でしたね。

 本当に午後3時という昼間でしたから、目視が利くので良かったです。又、風の向きも飛行場の傍ですから離陸時に知っていたでしょうから、風の計算も出来たと思います。

 そして、波の無い川でしたから幸いでしたね、海だと波があるので着水時の衝撃で翼、胴体に亀裂が入り吹き飛ぶ可能性があります。

 旅客機をそのままのスケールダウンしてラジコンの1~2メータ長の模型飛行機にすると、胴体はアルミホイル並の薄さなんですよ。驚きではないですか、そんな中に人間と荷物は乗っているんです。

 ジェット旅客機は基本的に高度1万メータの高度に上昇します、その理由は色々ありますがトラブル発生時に高度があれば何とか空港を探して着陸できる可能性もあるし、ダウンバーストに遭遇し一気に1千メータ沈下しても大丈夫なように、安全面の理由があると思います。

 今回は上昇途中でしかも離陸して2~3分後にバード・ストライクの事故に遭遇しエンジンが停止した訳ですから、高度は1千メータ程度、最悪の事態だったでしょうね。

 昔、ワシントンの空港でも厳冬期に離陸時に事故がありました、その時は悲惨な事故となりましたね。少ない情報で正確には事故の模様と実態は判りませんが、そのうち報告されるでしょうね。

Posted by: jo | 2009.01.17 09:52 AM

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