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Jo君の故郷 物部氏の故郷(古代史編)

 明日から札幌に出かけます。5日間程度、札幌市内のホテルに滞在する予定であります。ところが昨夜から風邪の症状がでて寝込んでおります。この分では札幌のホテルで寝た状態かもしれませんね。孫の誕生日が迫っているので、呼ばれたのです。

 最近、原島礼二先生の『邪馬台国から 古墳の発生へ』六興出版 という本を読んでおり私の故郷に関する記述もありメモを残します。私が関心をひいたのは崇神天皇のお母さんの故郷が、あの神武天皇より先に交野の磐船峠(現、磐船神社)に降臨し物部氏の祖となったニギハヤヒさんの一族で、私の故郷近くの天の川流域であるという話です。

Jofurusato  写真の一番南の位置に磐船神社がありますね。天野川流域には4世紀から5世紀の古墳群が沢山存在しています。上流から交野森古墳群。前方後円墳5基、円墳三基、特に雷塚古墳は全長110メータの古墳で4世紀中頃です。向井山古墳は全長80メータ等々が存在します。

Mononobenofurusato 雷塚古墳は随分と古く、4世紀はじめの頃まで遡れる可能性があると原島氏は述べています。

天野川をさらに下ると、禁野車塚古墳があります。全長110メータ5世紀の初め頃です。北3キロには私が子供の頃から遊んだ牧野車塚古墳、全長108メータ5世紀前半の前方後円墳があります。

 天野川河口、淀川に注ぎ込む近く枚方公園駅東に三角縁神獣鏡を出土した万年寺山古墳があり4世紀の古墳として注目されているそうです。4世紀でも古い時期の古墳だそうで、この地域名が伊加賀(いかが)と呼ばれ古代の河内国茨田(まんだ)郡伊香郷と古代から『イカガ』とよばれていたそうだ。

 『イカガシコメ』 物部氏祖

 書紀の記述によれば三輪王朝を築いた崇神天皇の母は伊香色謎命(イカガ シコメノ ミコト)とある。古事記も同様である。そして物部氏の祖と記紀では述べる。

 最近、歴史読本の11月号の『先代旧事本紀』特集を読み、特に第5巻の天神本紀の読み下し文を読んでみました。ニギハヤヒが天神の命をうけて交野の磐船峠に降臨したと書いてあります(河内の国の河上のいかるがの峰にいます)。巨大な船形の岩があり天の磐船と呼ばれています。

 崇神天皇が君臨された時代を4世紀とすれば、彼を送りだした母体である物部氏の拠点である天野川流域の古墳群が4世紀、しかも前半の世紀であるという事実が存在すれば考古学から記紀、旧事紀を証明する事になるのではないでしょうか。

 原島先生は枚方の天野川下流域の、イカガという古い土地の名前が存在する事と天野川流域の数多くの4世紀から5世紀にかけての古墳群の発掘成果より、記紀の崇神天皇の母の故郷は物部氏の故郷である天野川流域であり、記紀の記述は事実ではなかったかと推論されています。

 磐船神社 グーグルアース「Iwafunejinjya.kmz」をダウンロード

 氏は、物部氏の本宗八尾市一帯であるが、交野・枚方グループは物部八十氏(やそうじ)とも言われる物部集団のうち、最古のグループに属していたのではないかと述べています。従い、そのグループ出身の女性イカガシコメが、4世紀の前半か後半頃、山辺の道周辺に本拠を置く有力な王の妻になっていて変ではないという。

 参考記事 MuBlog 磐船神社

 参考記事 JoBlog七夕の故郷

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