夏の思い出 尾瀬紀行(3)
「尾瀬ガ原編」
マイフォト 尾瀬紀行 尾瀬ガ原編
参考 尾瀬ガ原地図
戸倉温泉のバス停を7時50分に出発し鳩待峠に向いました。8時15分程度に峠に到着しました。駐車場は少ないし、駐車料金も高いのでマイカーで来るのは原則禁止で乗合バスに戸倉から乗るのが必要です。鳩待峠を8時18分に出発し下りの道を一路、山の鼻ビジターセンターに向います。
途中の山道は奇麗に整備され、木道がちゃんと整備され、危険な個所は一切ありません。誰でもが気軽に歩けるハイキングコースではないでしょうか。山ノ鼻ビジターセンターまでの距離は3.3キロで標準的には1時間の下りの行程です。登りは1時間半となります。
途中に何人もの強力(ごうりき)さん、ボッカマンとも言いますがプロの山小屋で必要な資材を運ぶ人々に遭遇しました。鳩待峠から山ノ鼻とかもっと先の竜宮とか東電小屋とかに荷物を運ぶ人々です。山ノ鼻までなら100キロを担ぎ、もっと先までなら75キロ程度を担ぐそうですよ。
(山の鼻ビジターセンター)
9時5分に到着しました、1時間は必要なかったようです、快調なペースで歩けるようです。ここでトイレを済ませておきましょう。ここには至仏山荘とか自炊の場所もあり、至仏山に登山する拠点でもあります。ここから3キロの登りの登山道が至仏山に向かっています。
少し休息し、9時12分に山ノ鼻を出発し牛首まで湿原の木道を歩きます。2.2キロ40分の 行程計画です。尾瀬ケ原は標高1400メータの高地にあり湿原です。山ノ鼻を起点に東北方向に6キロ程度の広さを持つ池塘の湿原であります。南北は1キロ程度の狭さですが周りが山に囲まれたバレー(盆地)状の地形。
西の守り神(白虎)は至仏山2228メータが聳え、東の守り神(青龍)は燧ヶ岳2356メータが聳えている。この高天原に延々と木道が敷設されています。四季折々にこの湿原には花が咲き神々の住む場所と言えます。
所々に池塘の裂け目があり、水たまりの形状や裂け目が小川のような形状をしています。自然を傷つけないように、大雨の時にでも歩ける高さに木道が敷設されていました。あまり、景色に感動しフラフラ歩くと木道から落下しますので、気をつけましょう。
山ノ鼻を9時12分に出発し牛首分岐には9時50分に到着しました。ツアーで来られる人はここが終点となります。少し広い場所がありますので、湿原の真ん中で存分に楽しめると思います。
我々は若いので、竜宮まで足を延ばす事にしました。約2キロ40分の距離です。牛首を9時57分に出発し竜宮には10時30分に到着しました。どんどん、燧ヶ岳が迫ってくるのが迫力ですね。竜宮とは何と素晴らしいネーミングですね、御姫さんに会えそうな気分です。
竜宮の休憩所、山小屋でトイレを済ませ小屋から少し離れた湿原の中の休息場で持参したビールを飲みました。リュックには二缶のビールを持参しましたが、一缶を飲む。そうそう、鳩待峠から少し下った登山道の傍に、ビールを三缶草むらに隠してきました。
前日、戸倉温泉の酒屋でビールを沢山購入し過ぎリュックが重いので、隠してきた。家内が言うには笑って、やはり犬歳の人やな~~、と言ってましたね。さて、隠したビールは盗まれていないか、熊か狐か狸に持ち去られていないか、心配です。
竜宮を10時50分に出発し山ノ鼻に12時に到着。山ノ鼻でトイレを済ませ12時10分に出発し鳩待峠への中間地点12時40分着。美味しそうな清水が湧きだしていたので、空のペットボトルに冷たい山の水を入れた。学生時代の山登りしてた頃を思い出していた。
鳩待峠が近くなった、さて、草むらに隠したビール三缶は無事だろうか。というか、何処に隠したか覚えているだろうか。結果はOKでした。無事ビールを見つけた。
13時20分に鳩待峠に到着し2時半の東京は池袋行きバスに間に合った。今日は15キロの距離を歩き、朝の8時過ぎに歩き始め、午後1時20分までのトレッキングだった。
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