夏の思い出 尾瀬紀行(2)
尾瀬沼紀行ですが、ビジターセンターまで辿りつきましたね。此処までのハイキングが尾瀬沼の標準コースです。大清水から6.51キロですから往復で13キロとなりますので、体力を考えて帰路につくのも重要です。片道4時間かかかりますので、8時間のハイキングです。
私と家内は未だ若いので、尾瀬沼を一周する事にしました。約5.3キロの距離を歩きます。ビジターセンターから燧ヶ岳の登山口にある長英新道分岐を通過しもう一つの燧ヶ岳の登山口の沼尻小屋を経由してぐるっと尾瀬沼を一周します。
承前 マイフォト 尾瀬紀行 尾瀬沼編
池塘の上に整備された木道が整備されています。湿原の植生に配慮した道です。大変な関係者の苦労を感じました。標高1700メータの高地の湿原です、工事は大変だろうと思います。
長い冬の間は雪に覆われているんでしょうね、春が来れば湿原に色んな高山植物が咲き誇ります。春、初夏、真夏、秋と異なる花が咲き誇るのでしょうね。
カメラを担いだ人々がこの美しい湿原を訪れる気持ちがよく判ります。時間が停止したような世界が広がっています。視点を落として花の位置で景色を眺めると又、格別の気分になるものです。
丁度、福島テレビのクルーが取材に来ておられ、私と家内はインタビューを受けてしまいました。未だ咲いていないですが、ニッコウキスゲが鹿の被害を受けて深刻だという話を聞かされました。
夜には鹿が森から出てくるのでしょうね。難しい問題ですね。
ミネザクラが満開でした。まさか、桜をこの季節に観れるのは嬉しいですね。上田篤先生の話では縄文海進の危機的状況の時に人々は山の幸で命を繋いだそうですが、その理由の一つに日本の地形に理由があるそうですよ。山があるので、移動しなくても狭い場所で垂直方向に豊かな植生が存在した事だそうですよ。話はそれましたが又、その話はいずれ御紹介します。
沼尻到着です。9時51分に沼尻到着です。休憩所がありますので、食事も可能ですよ。ビジターセンターから2.7キロを歩きました。ここから燧ヶ岳に登れます、約3キロの行程になりますよ。荷物を沼尻の小屋に預けてデポで登れば4時間か5時間ではないだろうか。
沼の周りの道も整備されていますので、安全です。時折残雪が残っている場所もありますが、概ね安全な道ではないでしょうか。
沼には魚が沢山生息しているようです、山小屋に宿泊すれば食べさせてくれるかも知れませんよ。
三平下に11時5分に到着しました。11時20分に三平下を出発し11時39分に三平峠に到着。休息し11時46分に峠を出発し一の瀬には12時52分に到着した。順調ですね13時8分に一の瀬を出発し、大清水には14時5分に到着した。
朝4時50分から歩き始め、午後2時まで歩いた。約9時間の行程でした、そして歩いた距離は19キロ程度ではないだろうか。
大清水からバスで戸倉温泉まで行き温泉で足腰を休めてあげました。
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Comments
Joさん
水芭蕉が満開ですね?
これからはニッコウキスゲだそうですね?
金曜日には、檜枝岐出身の同僚(旅館ひのえまた の三男)と一緒に、写真を拝見しました。彼も写真の多さに感心してました。
Posted by: Ys | 2008.06.22 09:20 AM
Ysさん おはようさんです
そう言えば、以前に尾瀬の近くの温泉旅館のお友達の話をされていましたよね。思いだしました。
旅館ひのえまたhttp://www.onsen-navi.net/hinoemata/spa.shtml
立派な温泉旅館ですね。三条の滝が有名ですかね。
写真が多いだけで、中身がありませんね。(笑)先ほど、新規購入したニコンD40で試しに飛行機を撮影しました。奇麗ですね~~。
今度は、ニッコウキスゲが満開の頃に行きたいです。そして、いい写真を撮影したいです。
Posted by: jo | 2008.06.22 10:54 AM