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ミトラ ヤグール遺跡探訪(1)

 オアハカの東46キロにミトラ遺跡とヤグール遺跡が存在しているので、バスで出かけた。早朝6時に起床し7時頃には家をでてバス停留所に向かう。今日は日曜日ですね。

参考 マイフォト ミトラ遺跡探訪写真集
 (バス停の風景)
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 一匹の可愛いい犬が屋上から吠え始めました。こちらの風習として犬は屋上で飼うようですね。誰に吠えてるかと思うとバス停でウロウロしていた野良犬に向かって吠えている。

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 こいつなんですね。でも野良はセレブな屋上の犬に吠えたりしない。むしろ、餌をくれそうな私たちに興味がある。なかなか格好の良い犬である。とすると、屋上に二匹目の犬も登場し二匹で吠え始めた。


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 こちらの家の作りは地上から侵入するより、屋根伝いで侵入する方が簡単なんでしょうね。その理由かだと思いますが、とにかく犬は屋上にいる。


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 ミトラ遺跡の参道のお家でもワンちゃんが屋上です。

 (ミトラ遺跡に到着)
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  早朝なのでオアハカ中心部のバス停まで行くバスが来ない、遂に流しのタクシーをつかまえ30ペソ約300円も払いミトラに向かうバス停に到着。ここから約1時間半程度バスにゆられミトラに向かう。一人14ペソだから150円程度ととてもバスは安くて庶民の味方である。タクシーに乗らなければ30円程度でバス停に来れたのですがね、残念です。
 (ミトラ遺跡印象)
 ミトラとは死者の場所という意味だそうだが、どうも宗教センターとして多くの高僧が住みついた場所のようです。このオアハカの盆地を支配していたのはサポテコ人だそうで、盆地の南西に小高い山がありその上に強固な砦を築いた、それがモンテ アルバン遺跡ですね。その場所を放棄したあとこのミトラ遺跡は9世紀から12世紀の頃に栄えたようだ。平城京から平安の時代である。

 そうそう、オアハカは大きな盆地であり、到着時の印象は京都を想起させます。ぐるりと山々に囲まれ大文字があってもおかしくない雰囲気である。

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 ミトラでバスを降りて約15分程度歩くと遺跡に到着するが、一番高い場所の重要遺跡の上にスペイン人は教会を建設した、サンパブロ教会である。それでも一部破壊を免れた遺跡は残っている。見事なモザイク群である。
連続幾何学文様と何か意味のある文様が見事に残っていた。

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 (ミトラ遺跡の世界観)
 遺跡の祭祀センターの壁面に残された見事なモザイク画は多分、彼らの世界観を現している筈ですよね。曼荼羅である筈だと思う。多くの研究者達がすでに解明しているのでしょうが、日本に帰り興味のある所から調べる積もりです。先日の宴会でオアハカにもう40年以上の長期に渡り永住されているTakeda画伯のお話では、このミトラ遺跡とヤグール遺跡は是非見て下さいと言っておられた。


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 (生命の石柱)

 南の中庭の地下墳墓に入ると、生命の石柱とよばれる柱があります。この柱に抱きつき両手の指先間の距離が残りの寿命を現しているそうだ。短い方が長生きするという。横穴式石槨の前に墓を支えている石柱です。

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