アツォンパ(Atzompa)遺跡(2)
石切場だそうです。ここの遺跡の石材はここで切り出されたものだそうだ。逆層で石材が切り出し易い感じを受けた。
ここも球技場の遺跡ですね、何で三箇所も球技場が必要であったかが疑問として残ります。トーナメント戦でもやったんでしょうか。考古学者の話では一日中一つの試合をやった事があるそうです。勝てば生け贄ですよね。
肘、肩、太もも、お腹とかでゴムのボールを操作して良いが、手と足は使えない競技ルールだそうですね。凄まじい相手が倒れる迄試合をしたんでしょうね。
これは三番目の球技場ですが、形が従来のIとかH型ではなくT字型をしていますね。これも珍しいそうです。この遺跡に3箇所も神聖な球技場が存在した事は如何に宗教上この遺跡が重要かを物語るそうですよ。
目の前にモンテ アルバンの山々が望めます。これらの山々の峰には全てこのような遺跡が存在するそうです。発掘には100年はかかるでしょうね。
遺跡で働く地元の人々です、現在80名程度で発掘作業を進めているそうです。考古学関係の専門家も沢山入り発掘を進めていますね。
四隅突出型古墳のような形状をした貴族の住居跡だそうですが、四軒の家が正方形の四隅に建造されていたそうです。院生か考古学関係者の若者が入念にスケッチをしていました。頑張れ若者ですね。
マエストロ 石工親方です、石組みの専門親方が石組みを指揮されていました。
今回は、わざわざオアハカから遺跡の責任者が来て頂き、部下の考古学者と一緒に懇切丁寧に遺跡群を回り説明をして頂きました、心より感謝いたします。本当に、色んな質問のも答えて頂き、この発掘と整備が成功する事と大きな新発見がある事を祈ります。有り難うございました。
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