« jo君が体験したハノイ(2) | Main | jo君が体験したハノイ(4) »

jo君が体験したハノイ(3)

 ベトナムという国は私が知る限り共産党一党独裁の社会主義国家である。ベトナム戦争で国家は疲弊し、しかし米国を破り独立した国である。その後、ソビエト流の計画経済を進めたが成果はでなかった。そして、ソ連崩壊であり、東西ドイツの統一であり、中国の開放経済導入ではないでしょうか。

 ベトナムは何処へ行くのか?豊かな穀倉地帯に恵まれ食料は自給自足できる、問題は工業化をどう進めるか?それが、今のベトナムの現状であり、WTOへの加盟により又、海外投資を受け入れる政策転換により2020年には近代工業国に躍進したいと考えている。

さて、ベトナムという国の歴史ですが、私の理解では北部のハノイと中部のフエ、そして南部のメコンデルタ地域と三つの国が存在していました。北部のハノイは昔は昇龍と呼ばれており、中国の影響を強く受け越南国と呼ばれていた。中国の科挙制度を導入し中国の支配体制下にありましたね。

2006betonamu_032 2006betonamu_039 ここは、最古の大学です、科挙試験に受ける秀才を学ばせた場所であり、多くの科挙試験に受かる人材を輩出させた場所です。

今でも、彼らの名前は刻印され名誉を讃えています。

2006betonamu_034 2006betonamu_037 日本は聖徳太子さんの頃から、中国の世界戦略の枠には組み込まれない独自な化外の国として存在しましたが、陸続きの朝鮮半島もベトナムの地もそうは行かなかった訳です。

 ベトナムと日本の関係で思い出すのは、歴史的に二例有ります。先ず、遣唐使として玄宗皇帝の時代に海を渡り中国で科挙試験に受かった安倍仲麻呂です。安南都護府長官(ベトナム知事)に任官した事実です。

二番目の歴史的事例はモンゴルとの戦争です。13世紀末に元王朝(モンゴル)は日本にもベトナムにも侵攻しました。しかし、ベトナムでは三度に渡る元の侵攻に対して勝利したのですね。陳興道将軍の名前は今でも軍神としてベトナムでは尊敬されています。

 東アジアにおいて珍しく、日本とベトナムは元軍を撥ね返した事実は有名な歴史的事件でした。ゲリラ戦法は当時から受け継がれ、米国とのベトナム戦争でも発揮されたんでしょうかね?歴史は重いものではないでしょうか。

 (市井の老人)

 今回一番感動したのは、Mr.Khueさんとの出会いでした。ハノイ工科大學の近くに会社が有り社長と二人で露天を歩いていると、下着のシャツに半ズボン姿のみすぼらしい老人と出会いました。しかし、その御仁はつい先日までベトナムの重工業担当大臣をしていた共産党の幹部でもある人なんですね。

早速、社長に紹介され電話番号と自宅の住所もお聞きしました。ベトナムという国は怖いと思いましたね、何気ない風体では決して身元が割れないのです。昔は大臣と言えど月収は一万円、現在は二万円程度ではないでしょうか?

 しかし、何ですね西欧諸国では考えられない社会ではないでしょうか?そういえば、昔の日本も公務員とか先生という職業は聖職と言われていましたね?給料は安くて奉仕する仕事だと。随分と最近は異なりましたね?(笑)

又、元文部大臣が療養されている病院を訪問しましたが、奥様も露天で野菜を売る人と同じような質素な服装でした。彼女も大學の教授だそうですが、実に質素なお姿でした。

 本当に裏側の世界を未だ知らない私ですが、何か昔の日本をみてるような気になりました。ベトナムは恐るべき国かもしれませんね。

 (閑話休題)

2006sayaunndoukai_001 2006sayaunndoukai_002

2006sayaunndoukai_003 これ、赤とんぼですが、頭の先に重心があります。狭い場所でも留ることが可能でして、ゆらゆら揺れることも可能。

実に素晴らしい竹細工ですね。孫が大層喜びました。見事な作品だとは思いませんか?ベトナム恐るべし!

マイフォト 躍動するハノイは今ーその2

|

« jo君が体験したハノイ(2) | Main | jo君が体験したハノイ(4) »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference jo君が体験したハノイ(3):

« jo君が体験したハノイ(2) | Main | jo君が体験したハノイ(4) »