jo君のヨイトマケ奮戦記 (最終章)
2006年4月4日より都内の遺跡発掘の作業員として4ヶ月間参加した。古代史を生涯の趣味としてきた私は一度は、発掘の現場に立つのが夢でありました。幸い、現場と機会に恵まれた事に感謝したい。
最後の日の模様はマイフォトに写真掲載しましたが、素晴らしい仲間との楽しい思い出の締めくくりの日にふさわしい写真の数々と思います。
今回、感動した一番は遺跡発掘に参画している人々との心の触れ合いでした。新人の私を優しく時には厳しく指導して下さったこの道の先輩の方々、そして、辛い時、特に炎天下での塹壕掘削でお互い励ましあって支えて下さった仲間の人々ですね。
考古学の専門の道を進む若い学生諸君との交流も新しい刺激として、私には感動が蘇った。考古学というのは本を読むだけでは駄目だ、現場に立たねば開拓出来ないという事も改めて感じた4ヶ月でした。
週に4日間は毎晩、弁当を作り、麦茶と烏龍茶を2リットル製作しペットボトルに詰め、着替えや手ぬぐい4枚を大きなリュックに詰め込んで通った生活は感動の日々でした。
出来れば、今回の海外での仕事が終われば又、何処かの遺跡に立ちたいと思います。それは、何年後になるか判らないが、はたまた、海外の仕事の合間に週末は遺跡発掘に参加しているかも知れないが、是非、今後も続けたいという気持ちが有ります。
何時も一緒だったお二人には感謝の気持ちが有ります。是非これからも遺跡の発掘を続けて頂きたいし、又、何処かの遺跡でお会いしましょう。その時を楽しみにしています。
宮下さん、沢山教えていただきました。貴方のお陰で関東ローム層の歴史と特に旧石器時代には興味が湧きました。これからも、考古学の世界で頑張って欲しいです。
一年後の発掘成果報告書が出来るのが楽しみです。身体には気をつけて海外の考古学者との共同研究も楽しみにしています。
最後に、これまで20回に渡り掲載しました奮戦記を掲示して終わります。長い間、有難う御座いました。稚拙な記事でしたが、読者さんに感謝です。
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