jo君のヨイトマケ奮戦記(13)
遂にkazzさん、佐藤さん/joで掘削した3メータ四方のピットは完成しました。
階段は11段でした。スコップを11回掘り下げた事になりますね。見事な?ピットです、最後のⅩ層からはイモ石が三個発掘されました。旧石器時代の遺物かも知れませんね。
今日は全景写真を撮影するので、一日かけて大掃除(鋤簾をかける)でした。さて、九区からは落とし穴が発掘されました。
遠景と近景ですが、石灰の線で囲まれたところですが、これは落とし穴だそうです。
獣を捕獲する為のものだそうですが、落ちると出れない構造です。そういえば、子供の頃に探偵団ゴッコで作りましたがこれほどの大掛かりなものは子供では無理ですね。
長さは3メータ程度で深さは2メータ以上有ります。細長いのが特徴です。下には逆茂木を立てていたんでしょうね?
間違って人間が落ちると大変でしたね。時代は何時の頃か未だ判明していません。
白線内は沢山の石が群集で出現したところです。これも、何なのか?判明していません。これから、調査が続くと思いますね。
回りは綺麗に鋤簾をかけましたので、美しいですね。写真撮影時はこのように綺麗に地層の表面を削ります。
撮影の為のヤグラが臨時に作られました。この上から撮影します。右の写真は土柱で築かれた発掘遺物の測量をしている所ですね。
三次元で場所を記録する為にメッシュに糸を張ります。
このように、二人一組で測量結果を図面に書き込んで行くのですね。何故レーザを使用しないのか?判りません、伝統的手法で計測していました。
土嚢は土柱と遺物を守る為に土柱とか遺物の上に置きます。カラスが黒曜石を持ち逃げしないように防御もあります。(笑)
左の写真はベテランの小林さんが土柱の整形をしておられます。最後はベテランが綺麗に整形してくれます。
右は鋤簾をかけ、地層の壁に地層線を奥にいる院生の宮下さんが線を入れています。
たびたび登場し、私に考古学の専門の話をしてくれる宮下さんはこんな人みたいです?
写真を撮影するために半日はかかりますね、50人以上で一斉にやります。本当に発掘作業は大変ですね。
休み時間の風景です。喫煙場所は広い遺跡現場でここしか有りません。今日は暑いので、パラソルが開いています。
ネコと箕、スコップ、鋤簾、等々の発掘用具が出番を待っていますね。
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Comments
Joさん、こんばんは!今日は現場でお会い出来るものと思っておりましたが…残念でした。昨日は清掃お疲れ様でした。素晴らしい現場の写真が沢山撮れていますね。早速、私のファイルにも保存させていただきました。(事後承諾お許し下さい。)今日はまたまた新たなマス掘りが始まりました。ツースコまで佐藤さんと一緒に掘りました。明日は佐藤さんはお休みなのでJoさんと掘れるかも…と期待しています。でも、そろそろ準備でお忙しくなりますね。それにしても上高地行の素晴らしい紀行文と言い、スーパーおじさんですね、Joさんは!!
Posted by: Kazz | 2006.06.01 11:09 PM
kazzさん 今晩は~~!
そうなんです、昨晩は宴会があり多少飲みすぎました。炎天下での肉体労働のあと宴会場に作業着でかけつけ、ビールと焼酎を仰山飲みました!
そうですか、又、ピットの掘削ですか?今度は2メータ四方のピットですよね?少しは楽でしょうかね?
明日から、又、よろしくお願いします。昨日で数名仕事場を離れる人々がおられました。別れがあるようですね。
Posted by: jo | 2006.06.01 11:23 PM