神河内(上高地) 逍遥記(8)
登山拠点 横尾から明神への帰還 涸沢、槍、蝶ガ岳への登山拠点です
横尾大橋から眺める屏風の頭ですね。この橋を渡れば涸沢へと続きますね。夏は沢山の人々がこの橋を渡ります。今は季節外れですから、時折雪の山をやられる本格的な登山家が行き来する程度です。
一人、降りてきましたね。
冬山の装備を脱いだところです、ピッケルとアイゼンも外して緊張が解けたところでしょうね。単独行のようです。落ち着いたら、ビールを買いに小屋へ出かけてました。まだ、若い人のようですね。
昔は山登りの連中は沢山いたんですが、最近はマイナーなスポーツになりましたね?地味すぎるんでしょうかね?(笑)
横尾は北アルプス南部の登山拠点ですね。涸沢まで6キロ、そして槍ヶ岳へは11キロです。私達が今日歩いてきた道を河童橋迄帰ると11キロです。
穂高、槍、蝶ガ岳、常念、等々の山で遭難があるとここに捜索本部が置かれます。
看板ではここは1600メータの標高ですから、河童橋からは100メータしか登ってない事になります。ですから、気軽に散策出来るという事ですね。
横尾山荘です、槍、涸沢、穂高、蝶ガ岳、等々に登される人々が宿泊します。テントをお持ちの方は横尾大橋の下の梓川の河原で野営が出来ます。
ここから一番近い山は、蝶ガ岳ですね。3.4キロですから近いですね。私も昔は登りました、そして常念岳、大天井岳を経由して槍ガ岳へ縦走しました。
と、言われても判りませんね?
左の写真を見て下さい、赤い部分が横尾です、直下に蝶ガ岳がありますが、字が欠けています。そして、尾根を東方向に辿ると常念岳に到達します。そして、横通岳を通過して、右の写真に移ります。大天井岳(おてんしょうだけ)に到達です。
この大天井岳を西に進路をとると水俣乗越に到着です。そして、槍ヶ岳に向かいます。一方、大天井岳から東に進路をとると、燕岳へと向かい、所謂、表銀座ルートとなります。表銀座ルートは後立山連峰に連なり盟主、鹿島槍が聳えます。
水俣乗越から槍ヶ岳へのルートはこの写真で判りますね。暇な人はいきなり槍ヶ岳に登らず、蝶ガ岳経由で常念岳の小屋で宿泊して大天井岳を経由して槍に登って槍沢を降りるルートは如何でしょうか?
数日休める暇な人は、槍から三俣蓮華岳に抜けるルートをお勧めですね。雲の平という天空のお花畑で野営でき、夕日を浴びる真っ赤な鷲羽岳を眼前に見れますね。雲の平は北アルプスの秘境中の秘境です。
さてそろそろ、帰路につきましょう。横尾で持参したサンドとお稲荷さんを食べて、又来た道を帰ります。目指すは明神池です。
途中に蕗のとうを見かけました、又、梓川の河川の水路の整備をしてるユンボがいましたよ!川の中でも流されないんだ~~~?
さて、明神まで帰還できました。明神の小屋の前に鴨が二羽遊んでいます。
どんどん私の側まで遊びに来るんですが、餌をあげてはいけないのだ。悪いけど、何もしてやれないけどスマンな!(笑)
明神岳と明神橋です、ここで、往路では捨て置いた明神池と穂高神社の奥社を参拝します。これが、きょうのメインイベントですからね。
ここで、梓川の右岸に渡り、参拝をしてそのまま右岸を河童橋まで下ります。往路とは異なる道になりますね。
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Comments
神河内(上高地)逍遥記(6)~(8)
倒木、吊り橋、白樺(ダテカンバ?)、灯油ランプ・・・昔どこかで接していたような風景σ(^◇^;)。。。
Joさんが青春を過ごした神河内、Joさんの案内で、奥様もその自然を堪能。それにしても、二日で30km以上も走破?健脚ですねd(^-^)
私はやりませんが、義理の兄貴が山登りをやる人で、つい最近までネパールの国際山岳博物館開設のお手伝いをしてました。
→http://www.lirung.com/annapurna/pokhara01/index000.html
Posted by: 哲 | 2006.06.05 04:05 PM
テッチャン
テッチャンの故郷のオホーツクも素晴らしい場所でしょうね?blog記事を読んでいて思います。
今回は神河内ですが、山と川と森というのが私の好みですね。海も好きですが、山も宜しいです。
義兄はヒマラヤでご活躍されていたんですね?羨ましい限りです。
何時かは、ヒマラヤに行きたいと考えています。
Posted by: jo | 2006.06.06 08:17 PM