jo君のヨイトマケ奮戦記(12)
ほぼ二ヶ月間遺跡の発掘作業に従事した。少しは、知識も増え、体力も向上した。
これは二代目の皮手袋で1カ月しか使用していないが、ご覧のようにボロボロである。如何に、作業が過酷か判りますね?(笑)
最初は気楽に始めたけれど、段々と真剣にやるようになりました。それだけ、魅力があるという事ですね。
相棒のkazzさんと掘り始めたピット(3メータ四方の塹壕)もそろそろ最終局面にさしかかりました。もう一週間以上掘り進んでいた作品?です。私が、神河内に遊びに出かけている間もkazzさんと、大倉山の相棒の佐藤さんで掘り進んでいました。
深さは約2.5メータ程度でしょうか?今日はkazzさんが休みなので、相棒の佐藤さんと二人で掘り進みました。
既にⅨ層まで掘り進んでいますので、あと2スコ程度の深さを掘ればⅩ層に到達できるはずです。
塹壕を掘る時に、階段を残しておかないと、深く掘れば出入りと土を運び出す事が出来ません。当たり前ですね?(笑)
この階段を九つ作りました。掘削した土をミに入れて階段を登りネコに入れて溜まると、捨てに行きます。
面倒なので、私が穴の中から掘削しながらスコップでえいや~と放り上げ、相棒の佐藤さんが上で土を集めてネコに入れ捨てる分担で作業しました。これが、いけなかった、二時間ほどすると私の右肩は痛みが走り歯が痛くなり始めました。
日頃使わない筋肉を急激に使うと駄目なようですね、その後も歯痛が続くこととなり週末は歯医者さんに行きます。(笑)
院生の宮下さんが出来上がったピットに入り、壁を削りながら地層の切れ目の線を入れています。
これが、素人の私には難しいものです。何処が地層の切れ目の線なのか判りません。経験を積むと判るんでしょうね、感心します。
今日は私は用事があり、発掘はサボリました、多分、kazzさんと佐藤さんでこのピットは完成したと思います。明日、是非完成したピットを確認したい。
しかし、暑さと紫外線が強くなりました厳しい炎天下の肉体労働は辛くなりましたね。(笑)
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Comments
Joさん遂に完成しましたよ。この穴からは何も出ないなぁ…と佐藤さんとボヤキながらの最後の鋤簾を引くと…な、なんと佐藤さんが長径4cm短径3cm程のいも石を掘り当てました。すると小生の方もカチッ!小指の先ほどの石が出ました。それにもう一つ。まるで我々3人に遺跡の女神からのご褒美の様ですね。午後はめでたく地上職(笑)に復帰、風が颯と吹き正に天国と地獄の感あり!でした。でも、皆が期待した(?)雨雲は遂に現れてはくれませんでした。そう言えばカラスは一向に啼きませんでした。明日は水曜日なのでで休みます。
Posted by: Kazz | 2006.05.30 10:56 PM
kazzさん ご苦労様でした、完成ですか?
穴の底まで、10段ですね。一週間以上かかりましたね?この単純そうに見えて一番難しいのが深いピットの掘削ですね!勉強になりましたね。
そうですか、10層からの出土と言うと、3万5千年前ですから旧石器時代になりますね。これは、今後の分析が楽しみですね?
深い穴の中は地獄でしたね、風が入らないので蒸し風呂でしたね。地上勤務ですか?良かったです。(笑)
明日、ピットを確認します。
Posted by: jo | 2006.05.30 11:20 PM