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神河内(上高地) 逍遥記(4)

田代橋~ウエストン碑~河童橋  約30分行程

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田代池を過ぎると田代橋に到着です。トイレが有りますのでご安心下さい。特に女性の方々はトイレがご心配だと思いますが、30分から40分も歩けば必ず綺麗なトイレが用意されております。

写真は田代橋から眺める穂高連峰遠望の風景です。梓川の清らかな流れの上に鎮座していますね。

さて、ここから梓川の右岸を遡りウエストン碑を眺めて河童橋に向かいます。

_1019 _1021 田代橋を渡り梓川右岸から東の方面を眺めると六百山と霞沢岳の眺めが目に入ります。

実は神河内はこの山々から徳本峠、蝶ガ岳、常念岳、と続く山脈と穂高連峰に挟まれた渓谷に出来た場所なのです。そして、槍ガ岳から流れる川が梓川なのですね。梓川は最後は信濃川となり日本最大の流域と長さを持つ川であり、日本海に注ぐわけです。

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山桜のような花が咲いていました。花にはうとい私ですので、ここでは神河内桜二種としておきます。(すまんです)

けど、清楚でいじらしくて偉そうでなくて、控えめで、山の花は宜しいですね~~。

_1024 _1026 白樺の林から眺める穂高とコバルトブルーの梓川の悠久の流れです。

梓川右岸を歩いています、右手に梓川と六百山を眺めて歩きます。穂高の上にぽっかりと雲が出ましたね。

_1028 _1027 ウエストン碑です。6月4日、5日ウエストン祭が行われますね。明治24年に宣教師として来日し、こよなく神河内を愛し日本アルプスの名前をつけ世界に紹介した人です。

山の世界における小泉八雲みたいな人ですね。(笑)

_1029 一応私も記念写真です。

ウエストン祭に関して参考

今年は徳本峠越えのルートが壊れているので、心配ですね。皆さんは昔の我々と同じ新島々から丸一日をかけて二千メータの徳本峠を越えて集まります。

_1030 _1042 河童橋に着きましたよ!ここが、神河内の中心地です。宿泊施設も売店も俗世間の連中が便利なものが揃っています。それは、穂高連峰の眺めが最高に望める場所だからです。

_1036_1 _1035 写真は河童橋のそばの白樺荘の部屋の椅子に座り撮影した写真です。穂高連峰を椅子に座りビールを飲みながら一日中飽きる事なく過ごせます。(私は歩き回りましたがね 貧乏性だから)

_1032 _1039 白樺荘の裏庭から撮影しました。幸い天気に恵まれましたので、最高の景色を堪能できた訳で、この季節では珍しいと思います。

朝夕は4度程度に下がりますので、少し厚手の服装も必要です。

_1041 _1044 河童橋からは焼岳も遠望できますので、場所としては最高です。2004年にスイスの旅をしましたが、ここはツエルマットと感じが似た場所ですね。

帝国ホテルに泊まるのもいいですが、私は穂高連峰が眼前に迫る河童橋の宿泊施設の方が好きですね。好みの問題です。

さて、次回は白樺荘の宿泊から夜明けの猿との出会い、そして往復22キロのトレッキングへの出発を次回に記録します。

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