ベトナムの人々と会食する
昨夜は富士通時代の恩師の大島社長のお声がけでベトナムの人々との会食に招待された。
大島さんは富士通時代には長く教育の分野と海外関連のお仕事をされており、私が入社した頃からお世話になっている。今は独立され、数社の会社の経営に参加されご活躍である。
昨夜は、ベトナムから彼の会社の関連で教育実習で来られているベトナムの5名の若い社員の方々との会食でした。大島さんのパートナーで今は日本に帰化された斉藤さん(学生時代に東大に留学で来られ、大学院博士課程を卒業される時にはベトナム戦争で国が消滅していた)も交えての心温まる会合でした。
全員日本語が達者で、学生時代に大阪外国語大学に留学されていたそうだ。皆さん、ハノイ出身という事で、ハノイについて色々と教えていただいた。日本に来て半年、かなりホームシックの様子ですが、8月には一時帰国が出来るそうで、首を長くしてその日を待っている様子です。
久しぶりのベトナム料理と先輩とのベトナム語での会話に心が安らいだ様子でした。大島社長の粋な計らいで皆さん、本当に楽しそうでしたね。
私がベトナムの歴史を本格的に勉強したいと言うと、斉藤さんは”今の若いベトナムの人々は漢字を読み書きできないので、チャンスかも知れませんよ?”とのお言葉でした。ハノイは古代において長く中国の支配下にありました。
面白いかもしれない、外国の歴史をその国では失われた言語で解明してゆくのも面白いですよね。ベトナムには国が三個あるという。北部のハノイ、中部のフエ、南部のサイゴン(ホーチミン)である。ベトナムは南下征服の歴史である。
私が一番興味があるのは、中部のチャンパ王国の歴史である。平城京の時代に唐と新羅と渤海国が対立し、日本も戦争の危機に直面した頃、遣唐使の一行は帰路船は暴風雨に見舞われ、このチャンパ王国に流れ着いた記録がある。
長く、日本人街も存在したそうで、まだまだ歴史の解明が待たれているはずである。
最後に、皆さんのスナップで楽しかった会合のフィナーレです。
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