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ヨイトマケの世界

現代の若者はヨイトマケの言葉を知らないのではないでしょうか?我々の世代では美輪さんの唄で存じている人も多いのではないでしょうか?そこで、ヨイトマケをGoogleに訊いてみました。

苫小牧説 製紙工場への丸太の運搬

この説では、苫小牧の勇払原野で馬車に引かれる丸太を”よいたア まいたア、よいたア まいたア”と掛け声を掛けて運搬した労働者を指す。

整地作業をする道具 櫓を組み丸太を使い整地

どうも、この方が関西出身の私としては馴染みが有ります。多くの女性が参加していたんですね。掛け声を掛けて綱を引っ張り丸太を落とす。そして整地するんですね。

しかし、美輪さんの唄が有名になりました、”よいとまけの唄”ですね。

朝、出勤すると出面・出頬(デズラ)という帳面に名前を書きます。日雇い労働者の世界では常識の世界だそうです。遺跡発掘現場の同僚で元、銀行にお勤めの方から聴きました。顔を出すことによって金銭を得る仕組みですね。

実はこの同僚は発掘現場用語集をパソコンで写真を入れて製作されています。いくつか面白いものをご紹介です。

(如雨露 ジョウロ)

植木などに水をやる道具ですが、Jorro,でポルトガル語なんですね。しかし、彼曰く見事な漢字を当てはめたものだと感心しておられました。

(ユンボ)

削岩機・掘削機などを載せた大型台車のことですが、これは商標名だそうでJumboで英語読みはジャンボ、フランス語だそうです。現場ではユンボと言います。

(ワンスコ・ハンスコ・2スコ)

現場では土の掘り下げの度合いをスコップの掘削距離で表現します。ワンスコはスコップ一つ分であり、ハンスコは半分、2スコはスコップの長さ二倍を掘削する事ですね。

(鋤簾 ジョレン)

既に記事では紹介しましたが、こんな漢字を書くんですね。発掘現場ではこれで、地面を平らにします。刃先を鋭くしておかないと削れません。これが、何回も何回もやらされますが、腰が痛くなります。スコップで土の面を平らにすることは禁じられています。

(地下足袋 ジカタビ)

これが、素晴らしい、遺跡の発掘現場の土の面を傷つけないのだ。靴だと足跡がつくのでよくない。土木作業員必須のアイテムである。足音もしない!滑らない!実は山男も沢登りでは使う必須アイテムである。

朝はラジオ体操から始まる、子供の頃の夏休みを思い出す。子供の頃は2番迄やりましたが、現場では1番だけだ。ハンコはくれない。(笑)しかし、これが、必須ですね。体をほぐして、これから肉体労働を始めるにはいい準備運動である。

専門の土方の方は垂直に穴を数メータでも掘る事が出来ます。これが、出来ないのだ、スコップは垂直に降ろした積もりでも曲がるのだ。プロはそこが違う。感心する。

職場には色んな経歴の人々が集まっています。発掘のプロの人々、大学の考古学院生、学生、退職された人々、元建設現場で働いていた人々、主婦のアルバイト、建設会社の人々、国・都・区から依頼された遺跡調査専門家、等々である。

規律が厳しいので、タバコの量は激減し、健康には最高のトレーニング場なのです。

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