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聖武天皇と大地震

先日の朝日新聞に興味ある記事が掲載された。

朝日新聞ニュース(聖武天皇と地震)

実はこの記事は、横浜県立歴史博物館をブラブラしていたときに掲示板で見つけた。734年(天平6年)に生駒断層帯が動き阪神・淡路大震災級の大地震、マグニチュード7.0~7.5クラスの地震が発生し、大災害をもたらしたそうだ。

古来、天変地異の責任は天皇に帰属するという考えでしたから、責任を痛感されたんでしょうね。仏教への帰依と大仏建立の考えはこの時に強く感じられたのではないか?というのが、今回の岡山大学の考古学者と地震学者の発表のようです。

話は、飛びますが、先日テレビで平城京廃都の理由は大仏建立時の公害にあるという放送がされました。昔から私も存じていた大仏建立時の青銅の精錬時の廃液と大仏さんの金メッキの時に使用した水銀50トンに及ぶ蒸発(アマルガムを熱で蒸発させ金を蒸着させる)による都の汚染です。

5トンの金を蒸着させるには50トンの水銀が必要だったんですね。大仏表面にアマルガムを塗り、内側から炭火で熱して水銀を蒸発させたんですね。

奈良時代は国際関係も渤海、新羅、唐との緊迫した関係と同時に天災に多く襲われ、内紛が多発し、実は大変な時代であった事がわかります。今、静かな古都として安心して佇むことが出来るのが本当にご苦労さんと、いいたいですね。

出雲心の旅 その弐

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Comments

 私もこの朝日新聞記事を読んで、面白いなと思いました。聖武天皇が仏教に帰依したのは、光明皇后の影響が大きいと思っていたので、聖武天皇が(最近天変地異が多く、地震もあった。責任は自分一人にある。)と、大赦を行ったり、国分寺や大仏建立の詔を出したりと、天皇といえども、自然の威力を前にしては、何かにすがらないと生きていけなかったのか~と思いましたデス。

 (平城京廃都の理由は大仏建立時の公害にある)
これには、ビックリしました。今も地中には水銀が残っていて、その地で作った野菜を食べたら、何十年後かには、発病するなんてことないんでしょうか?心配ドス(涙)。

Posted by: wd | 2006.03.04 09:03 PM

wdさん

聖武天皇さんの時代は大変だったんですね。伝染病も九州から発生して畿内にも波及したそうですね、少し時代は下り、藤原4兄弟も伝染病で死んでしまいました。

それほど、大陸及び朝鮮半島との行き来が存在したという事ですよね。グローバルな時代だったわけです。

大仏建立のときの汚染については、以前より指摘されていましたが、科学的に調査した結果の話では有りません。推論ですので、私も記事にするのは控えていました。

しかし、大仏の金メッキの方法と使用された水銀と金の量については資料に残されているそうです。これは、事実でしょうね。しかし、千年以上前の話ですからね。

Posted by: jo | 2006.03.05 02:54 PM

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