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31年前に読んだ本

2005_10280068今日は電車の中で昔懐かしい本を読んだ。書庫に31年前、私が未だ28歳の時に読んでいた本である。しかも、栞(しおり)に挟んであったのが何と、IBMカードである。

紙は赤茶けているが、松本清張さんの歴史学の権威との対談集である。青木書店”松本清張対談 古代史の謎”という本である。対談は、水野祐、和歌森太郎、井上光貞先生たちである。

(IBMカードが懐かしい)

何といいましても、IBMカードが懐かしい。プログラムをこれにパンチして穴をあけて、カードリーダで読み込みコード化していたのだ。縦10列、横80欄である。入社の頃は紙テープも使用していたが、直ぐにIBMカードでコーデイングする事になった。全てアセンブラ言語でプログラムしていた。

ハードウエアにデイペンドしたレジスターを操作するコマンドを打ち込むのだ。230-20/30,50,15,60,45,U200等々と沢山の計算機に携わってきた。8進法の計算機から16進法へと時代は推移したが、永く8進法の計算機も存在した。

この侭では、この本はなおざりになりそうですね。いけません、今日は水野先生のパートを再読した。

(三王朝交代説)

古代史ファンなら、誰でも御存知でしょうが、水野先生は三王朝交代説を述べられて有名です。今でも、この説は有力であり、31年前の説ですが、十分通用する学説です。

少し、紹介しますと、第一王朝は崇神王朝である。しかし、最後の大王である仲哀大王が九州遠征で破れ、クナ国に敗れ滅びる。そして、九州北部にあった邪馬台国の卑弥呼を破り九州を制圧する。応神大王が九州の覇権を握り仁徳大王が東進し難波に、仁徳王朝を開く。これが、第二王朝である。

仁徳王朝も最後に雄略大王が崩御して、壊滅し、新たに大伴氏が擁立した新羅系統の継体大王の王朝が起こる。これが、第三王朝であり継体王朝と呼び樟葉で即位する。概略、水野せんせいの説は以上の通りである。

(神武東征神話の理由)

水野先生の説に私は同調しませんが、何故九州の勢力が東に進出しなければ、ならなかったのか?この疑問に対して、彼は高句麗の好太王との5万人規模での戦争にあると述べる。4世紀終わりに二度の激烈な戦いが朝鮮半島であった。

倭国は一度は敗退するが、4年後に再度朝鮮半島に大軍を送り戦うのだ。戦争をするには、人と物が必要であり、且つ、広大な南朝鮮の領土の大半を失った九州の応神・仁徳王朝は東に拠点を移す事となった。というのが、水野さんの意見ですね。

私は、卑弥呼は崇神王朝の成立前に大和に存在したと、考えています。しかし、確かに崇神王朝は仲哀大王が九州での戦いで敗北し新しい、応神王朝が難波に成立したと考えています。これには、朝鮮半島の情勢が大いに関係してると考えるのは、私も水野さんに賛成です。

ともかく、古い本の31年前から私も全く変わっていないと思いました。


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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

Comments

先生、人驚かしたらあきまへん

 ほかも女史にバックを元のピンクにしていただきました。
今joBlog見たらピンクやおまへんか。
女の割には男みたいな口ぶりしてる。
なんやコレは?
また酔うてるなと10秒くらい悩みました。

 どうぞ、先生、ピンクはやめておくれやす。

Posted by: ふうてん | 2005.10.28 09:10 PM

先輩

実は私も驚いたドス。

JoBlogのアートデイレクターのわこちゃんが、ほかもさんと同じピンクにしてはりました。

何か、源氏物語みたいな壁紙なので・・・・。

わこちゃん、評判がいまいちなので、風情を変えてくれますか?

特に、老眼の年寄りには見えにくいソウダス。

ほたらね~~~~~!

Posted by: jo | 2005.10.28 09:17 PM

心の底から笑えました

 このピンク模様には思わず笑ってしまって、しばらく他のことをまともに考えられませんでした。
目の錯覚かと悩みましたが、先生ちの(アートディレクター)さんがピンクにしたのですね。

 あんまり笑わさんといて下さい。
お腹が痛うて困ります。
けど愉快ですね、お二人漫才やれまっせ。

Posted by: ふうてん | 2005.10.28 09:51 PM

ふうてんの旦那

わがアートデイレクターは、ピンクがお好きなようなんです。

しかし、中身の記事が何時も色気の無い話ばかりで・・・・・。ミスマッチングかもしれんけど、これが、JoBlogの実態を表現してるようでもあり・・・・。

ま、私も随分と長い時間娑婆に世話になりましたので、何時でも?と、思いますね。

今日、仕事も一段落しました、自宅で打ち上げのすき焼きを食べて乾杯でした。肉は鄙な関東ですから、京都の有名な”ほかも”さんのような肉か食えないけどね。

明日は、久しぶりに仕事から解放されて、飛行機飛ばすぞ!

Posted by: jo | 2005.10.28 10:14 PM

 デザインでもりあがっておるようですね。
Muの家のキッチンやトイレの床はピンクです。おちついてよろしいで。

 今日のこのデザインで、気に入ったのは、右サイドバーの重ね着したような色合わせちゅうのですか、やんわりとグラデーションの品の良さですね。

さて。三王朝。
 王朝の定義は、中国王朝や、現代政治観がまざっとりますから、Muは無視しとります。
 ともかく、Joさん、
 だまされたらあかん。
 ニギハヤヒさんが出雲から遊びにきて、大和におったちゅうのに。そこで、すでに第一王朝ですよ。
 神武さんが第二王朝。
 崇神さんが第三王朝。
 そこで終了。

 応神さんと継体さんは、別王朝ですな。別国です。難波とか樟葉は、大和とは無縁(笑)

……と、考え出しました。

Posted by: Mu | 2005.10.29 12:56 PM

Muさん

安静にして寝てんとアカンよ!パソコンは目に悪いし、興奮するし、身体にはあまり良くないドス。

偶然やけど、お互いに古い30年前の本を再読していたんやね。奇遇ダス。

本というものは、身の周りに置いておかんと、アカンね。時折、読み返してみるのも面白いです。自分の成長が判るね。

さて、王朝論ですが、王朝というとMuさんの言われるように厳密には律令が出来ていないと、アカンかもしれんので、天武さん以降となるかね?

ま、日本列島の大和に政権が生まれたのは、最初はMuの旦那の言うように、我が故郷である交野の磐船に降臨されたニギハヤヒさん物部でしょうね。

しかし、地元の住民もいたわけですから、卑弥呼・物部政権、出雲政権というてもいいかもしれません。

そして、神武さんが九州から来られた。そうなるね。

河内王朝の応神・仁徳さん、樟葉・筒城王宮の継体さんはやはり、外来勢力でしょうね。

ま、久しぶりに昔の本を読むのも面白いダス。

Posted by: jo | 2005.10.29 02:30 PM

 懐かしい!パンチカードを本の間に残していたんですか・・・昼間にプログラムを書いて、夕方、コメントが一つも無いアセンブラー命令だけのコードをパンチして、徹夜で計算機を使って、1,000ステップ程のプログラムのDebugやっていた。

 そんなことを思い出してしまいました。

Posted by: | 2005.10.29 09:05 PM

 この記事を読んでいて、あれっ?『Jo君の歴史彷徨』シリーズはどうなったんだろう?って、いらんことを思いだしました。続きをまたやってくださいよぉ~。

 ところで、今晩のJoさんちの晩ごはんを何でしたぁ?
 ウチは、カニが2ハイで1500円だったので、もちろん(カニすき)に(焼きガニ)に(カニの甲羅焼き)どした。オホホホホ・・・(^o^)。

Posted by: wd | 2005.10.29 10:43 PM

テッチャン

懐かしいやろ~~~~~!ホンマ。

電車の中で突然、大声を出しそうやったね。あの頃は真面目なプログラマーでしたね。(笑)

プログラムのコツはあまり、新しい命令は使わん事でしたね。必ずハード屋がミスを犯しているケースが多かった。

コメントなんて、書いてる暇ないから、私は何時もコメント無しでプログラム制作してました。

シーケンス番号をふらずに、廊下でカードを落として涙の時もありましたね。全て、懐かしい思い出ばかりやね。そんなカードに再会しました。

Posted by: jo | 2005.10.29 11:07 PM

wdはん

ギク・・・・・!歴史シリーズ気にしてるんやけど、もうひとつ乗らないんやね。必ず再開しますけど、もう暫くお待ち下さい。

今日の晩御飯はね、牡蠣が安いので、牡蠣フライを作りました。そして、カタヤキソバです。

結構時間がかかりました。2時間以上はかかりましたよ。焼きそばは、麺を最初フライパンで焼くんですね、これも時間がかかったな~~~。

餡かけの材料も豚肉、しいたけ、人参、キャベツと面倒でしたね。

牡蠣フライは最高に美味でしたね。今日は家内しか居ないので、二人だけでは勿体無いでした。ハイハイ。

Posted by: jo | 2005.10.29 11:15 PM

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