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お盆(盂蘭盆)がちかい

そろそろ、お盆が近くなりましたね。皆様も土地固有の風習でお迎えになると存じております。私も今年は故郷に帰り、お墓参りをしようと考えています。

このお盆の風習は、縄文・弥生の頃からの先祖崇拝とその後の仏教の伝来による盂蘭盆の風習が合わさり、日本各地にそれぞれ、固有の風習として現在まで守られているのではないでしょうか。

(先祖が遊びにお帰りになる)

13日には迎え火を焚きますね、胡瓜で馬を作り、茄子で牛を作り先祖様がそれに乗り還って来られる。地方により何処から来られるか、考え方が違う場合があるようですね。琉球のように海の彼方から海岸に来られる場合もあれば、一般的にはお墓をヘリポートとして舞い降りるご先祖様が多いのではないでしょうか?

特になくなられた、初盆(新盆)のお方の場合は盛大なお迎えとお盆の行事を行うのが普通でしょうね。地方によっては、先ずご先祖を家の庭にお迎えする場合があるそうです。先祖がご近所の人々に挨拶に廻られるので、一晩はお庭にお迎えの場を設定するそうです。(数年前のNHKのお盆特集番組で拝見しました。)

(何故、胡瓜と茄子か)

どちらも、元々はヤマトには存在しない大陸より伝わった野菜です。昔は夏といえば、台風、旱魃、疫病、の災難に見舞われる季節であり、ここを乗り切れば一年が安泰であると、自然に考えたでしょうね。邪気を鎮める行事が必要であり、先祖の霊にお願いをして鎮まって頂くように考えたのでしょうか。

私はお供え物として夏の典型的な野菜が選ばれたのではないか?と、思います。収穫祭の意味もあると思いますが如何でしょうか。両野菜ともに舶来のものですから、遠いあの世と行き来するには舶来のものが良かったんでしょうかね。

元々の仏教でいう盂蘭盆は亡くなられた人々が万が一地獄で苦しんでいるのではないか?何とか、成仏して貰えないか?と考えて、供物を用意しお坊さんにも饗応を行い、成仏を祈るお祭りであった訳ですが、これが、日本では、先祖崇拝の風習と合流し、お盆の行事となったようですね。

(西洋ではお盆はあるか?)

どうもヨーロッパの先住民族である、ケルト人には似たような風習があるそうです。ハロインの原型となった10月31日の夜にあの世の連中が家に押し寄せるそうです。これが、キリストの聖者の祭りの前夜祭である、ハロインになり、オバケの格好をして人の家にいたずらをする祭りになったそうですね。

私の家族も西海岸のサンノゼでは、ハロインに参加いたしました。迎え火はカボチャのランタンですね。これを、玄関に置いていないお家にはいたずらで、訪問してはいけないルールです。”Trick or Treat"飴玉くれないと悪さするよ!といいます。

(最後に)

しかし、年に一度は先祖とお会いできるのですから、我々、もいずれはこの世とおさらばです。しかし、年に一度はお盆に自宅に帰れるし、友達と遊べるわけですから安心して、あの世に行けるわけです。素晴らしい、システムを考えたもんですね。素晴らしい、知恵である。

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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

Comments

 お盆の飾り付けには、「ほおずき」も欠かせませんよね。どんな意味があるんでしょう。

 13日に仏さまを迎えに行って、14日・15日とは家に帰ってらっしゃるのに、ウチは仏さまのいないお墓にお参りしてます。(でも、この日しかお墓にお参りできないので、仕方がないです。)
 16日は大文字ですよ~。大文字を見てからお帰りになるんでしょうか(笑)。

Posted by: wd | 2005.08.02 11:19 AM

”ほおずき”ですか?飾りますね。

ちょうちんの代わりとちゃいますか?明るい色ですし、提灯に似てますね。

”仏の居ないお墓参り!”

鋭い人ですね、ホンマ空家の掃除に行ってる按配なんやろかね?

しかし、先祖の精霊は家で寝そべって扇風機をかけてスイカを食べておられるだけでは無いのとちゃいますか?

家族がお墓に行けば一緒について行かれるし、”よしよし、しっかり草むしりせんとあかんよ!”と、傍でみておられるのと違いますか?

京都方面では大文字の灯を眺めながらお帰りになるんでしょうね。

Posted by: jo | 2005.08.02 11:44 AM

胡瓜で馬(早く来て?)、茄子で牛(ゆっくり帰る?)ですか?北海道の哲ん家では見たことありません。お飾りは三段になった、緑、赤、黄色の蓮をイメージ?した落雁のお菓子。それと、果物でした。

松戸の家では7月(新盆)におがら(麻幹)を焚く迎え火、送り火をやっています。もちろん、お寺さんには行きます。盂蘭盆はなにもやりません。

盂蘭盆、地域によって、随分違うようですね。お雑煮にも随分違うけど・・・何でお雑煮が登場(>_<)?

Posted by: | 2005.08.02 05:03 PM

テツチャン

雑煮をお供えする地方もあるんですか?正月と盆が一緒に来たみたいやね?

地方により、色んな風習があるんでしょうね。
親爺が無くなった、年のお盆では、中に電球が入っていてクルクル廻る、派手なランプあるでしょう?

あれ、買いまして、派手にお盆を迎えました。

北海道では胡瓜と茄子の馬と牛は作らんか?
テツチャンは今年は既に、墓参りすませましたね。

Posted by: jo | 2005.08.02 07:50 PM

ちッがうよ~ォ!
哲ちゃんは、お雑煮が色々あるように、お盆も違うのかも~~?
っう意味だよ~。
アハハ~~~!
ジョージと哲ちゃんは、ホぉ~~ント、いつも漫才みたいですぅ。
ヒヒヒ。

Posted by: シーラカンス | 2005.08.03 01:03 AM

シーラカンスはん

そうか! 誤解やったな!しかし、お盆の話をしてるのに、正月の話をされるとは、思わんかったな・・・。

しかし、雑煮の風習とお盆の風習に目をつけたのは、鋭いかもしれんな・・・・。

正月は新らしい年を祝う行事だし、餅食べて元気を取り戻し、去年の借金は水に流したし、若水飲んで、新しい火をおこして、と、ホンマ日本人は気楽なところがありますね。

Posted by: jo | 2005.08.03 09:07 AM

 シーラカンス様
 コメントのフォロー、ありがとうございます。通じてる人がいた(^-^)v。お正月も漫才を期待してるって(>_<)?

 それにしても同じ日本なのに、地域というかお家(うち)によって、風習には大変な違いがありますね。

 Joさん、てな訳です~
 そう、哲ん家でも2年前の新盆では、電球の入った盆提灯がクルクルと回ってました!

Posted by: | 2005.08.03 10:04 AM

テツチャンとこも、クルクルやりましたか?

あれ、別にブラシレス・モータが搭載されてる訳でもないよね。古来の走馬灯のテクノロジーを伝承しているんやろ?

白熱灯もローソクも同じく熱を出すから、空気対流が起こるんやろね。そのエネルギーを利用してるんやろね。

しかし、精霊棚とか仏壇の前にあの装置を置くと不思議な世界が生まれるね?何かあの世とこの世が繋がったような・・・妙な気持ちに。

あれは、何で廻す必要があるんやろね?周りにお経が書いてあるわけでは無いので、マニ車ではないよね。自動的にお経をあげてくれてる訳でもないしね。

Posted by: jo | 2005.08.03 10:51 AM

 何で回る盆提灯があるのか?知らない!賑やかにご先祖さんをお迎えしよう、ちゅうことかな~・・・アハハ、んなアホな!

 火袋の中の筒がクルクル回るのは、Joさんがおっしゃる通り、熱による空気対流でしょうね。

 哲ん家のも電灯を使ったやつでした。仕組みを確認してきませんでしたが、灯を点けて少し間があってから回り始めていたように思います・・・これ、対流式の特徴や!

Posted by: | 2005.08.03 01:32 PM

電球の走馬灯、夏休みの工作で作りませんでした?
天井部分のファン状の穴から、電球で暖まった空気が上昇する時にファンの部分を押すので回転しますね。
大体 雰囲気のものではないですか?
通夜のときに使ったものを、初盆にも使いますね。

Joさんところは、禅宗ですか?
胡瓜やナスで馬や牛を作るのは 禅宗かと思いますが。
我が家は 真宗で、本来、墓に参るだけで、仏壇の飾りは何もしないようですが、母の実家が真言宗だったので、蓮の葉の上にほうずきやささげや胡瓜、なす、落雁、おがらなどを供えます。素麺や、ゼンマイや あらめの煮たものも供えていました。
京都では、あらめやゼンマイの煮たものを、食事のときに供えて、あらめの戻し汁は、"追い出しあらめ"と云って、15日の朝、玄関先に撒くそうです。

Posted by: Ys | 2005.08.03 07:07 PM

Ysさん
テッチャン

走馬灯は工作で作ったかもしれませんね。それは、ローソクだったかも知れない。

部屋の中で走馬灯が廻り、縁側の障子を通して庭から眺めると障子に走馬灯が拡大されて風情が有りますよね。

庭で、浴衣を着てビールなんぞ飲みながら、蚊取り線香を足元において、団扇で煽ぎながら、故人を語る。

夕方に撒いた水で植木の葉っぱには水滴が溜まっていて、お月さんなどが栴檀の葉陰に顔を出す。

千年以上もこんな風景を続けてきたんでしょうか?日本という国は怖い国ですね。外人から見ればね!

我が家の親爺の系統は真宗です、けど、事情がありお墓は禅宗です。(母方)

ま、私は無宗教ですから、どうでもいいんですけどね。あえて問われれば、山岳宗教でんな。(笑)

Posted by: jo | 2005.08.03 09:31 PM

今はごっちゃになっていますが、昔の日本のお盆は、先祖供養と無縁仏の供養を別々に行っていました。

ご先祖様には仏壇や足の高い棚でお祭りして、無縁さま(昔は餓鬼といっていました)は軒下など屋外の低いところや、仏間に先祖の棚より低い棚を設けてご供養していました。

多くのおうちでは13日にご先祖様をお迎えに行きます。
そうすると、またお送りするまでの数日間、お墓は留守になってしまいます。
そこへ無縁さまがやってきて、悪さをするらしいのです。
昔の人が、そんな無縁さまにお供えをして弔ったのが、14日のお墓参りの由来だと聞いています。

東関東の田舎寺院の風習ですけどw

Posted by: あんさま | 2005.08.12 09:23 PM

あんさま!
質問です!
お墓で写真を撮るのはいかがなものでしょうか?
ウチのおばあちゃんは、ただ、ダメ!と云うだけだったのですが・・・。何でだろ?
おせーて下さい。

Posted by: シーラカンス | 2005.08.13 12:28 AM

あんさま
シーラカンス さま

そうなんですか?無縁仏さんも同時に供養をしていたんですね。日本人とは本当に優しい人々なんですね。参考になりました。

シーラカンスさん、お墓で写真ですか?私も今回のお盆の墓参りで、写真をとるかどうか?迷いました。

けど、止めました。理由は判らないけど、何か神聖な場所を汚すような気がしただけです。

本当は怖~~~いもんが、写るとね~~~。

Posted by: jo | 2005.08.16 10:07 AM

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