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jetBlue Airways

先日、先輩のギョロ目の親爺から、米国で面白い会社を訪問し、その会社の飛行機に乗った。と、話を聴いた。
おまえ、知ってるやろ?いえ、知りません!

会社は4年前頃から出来たベンチャー企業の”jetBlue Airways”である。
アメリカには今まで、沢山の航空会社のベンチャーは生まれたけど、長く続いたためしは無いと、あまり、気にかけないでいたが、調べ始めると凄い会社になるかもしれん?と、注目する事となった。

(格安料金 速く正確豪華)

ビジネスプロセスを徹底的にIT化をする事であらゆる、無駄と冗長プロセスを排除する思想である。目標の料金は競争相手の1/2を目指す。会社を創設する前にビジネスプロセスをIT技術を使いシステムを作る。勿論、エージェント経由でチケットは売らない、オンラインで一件50¢コストで済ます。電話予約では4ドル50¢である。

エージェントを通すと14ドルもコストがかかるそうだ。飛行機はメンテ費用がかかる中古機は使わない、新品の飛行機を買う。荷札は電子タグを使う。コクピットでは紙は無い、全てノートパソコンをパイロットは持つ。リアルタイムで現在の客数、荷物の荷重、飛行ルートの天気情報、すべてリアルタイムで飛行計画を立案可能となる。

拠点の空港はJFKであるが、混んでる空港は使用しない、近くのローカル空港を使用しお客が迅速に移動可能にしている。例えば、マイアミであればフォート・ローダーデール空港である。LAXだとロングビーチ空港という按配。

お客のサービスを最大に考え、イスは本革を使用し、一人一台のDirectTVが備えてある。しかも、飛行機は新品である。(先輩の話ではエアバスA320はブラジルの工場から購入してるという話でしたね)

コストを見る上でこの業界ではCASM(Cost per Available Seat Mile)が目安となるそうだ。即ち、1座席を1マイル飛ばすのに必要な運用コストである。(運用費用だから飛行機の減価償却とか含まないと思う)

これが、この会社は7¢未満らしい。他にも、業界標準値と経営指標を比較したが、抜群でありました。

(戦闘軍団の心得)

航空会社とは人と物を競争相手より安く、速く、安全に、気持ちよくお運びするのが命である。この会社はベンチャーという利点、即ち今までのしがらみが何もない、そこで徹底的にビジネスプロセスを最適化しIT技術で安く、速く、安全に運行するかを追及した会社ではないでしょうか?

昨夜、NHKの”その時歴史は動いた”で何故、戦艦ヤマトはかの大戦で使い物にならなかったのか?を検証していました。日本軍は真珠湾で航空機により相手、戦艦を悉く撃沈し、航空機の時代だと宣言しながら、戦艦巨砲主義のイデオロギーの呪縛から逃れる事が出来なかったのか?

番組では、日露戦争での日本海海戦の勝利が決定的な呪縛となったと解説していましたね。

企業でも軍隊と同じ要素が多いですね、相手よりも装備を近代化し安く、速く、安全にシステムが動作しなければ確実に競争相手からは負けるのですね。

ここで、どれだけ常識を再度見直す事が出来るか、ビジネスプロセスを見直す改善点は無いのか、サービス向上に新しい手は無いのか?と、日々努力する会社が強いのでしょうね。

注: jetBlue Airways
CEO David Neeleman
COO Dave Barger
EVP Thomas Kelly
EVP&CFO John Owen
CIO ジェフ・コーヘン

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Comments

 しかし事業家といわれる人は、素晴らしい発想をするものだ。

 時代の流れを的確に捉え、事業の存在哲学を明確にする。アイディアをドンドン具体的にしてゆく。マーケットを創り出してゆく。

 こうゆうビジネスモデルのリスクはどこにあるのだろう?サイバーテロか?

Posted by: | 2005.07.28 09:14 PM

テツチャン

こういうベンチャー企業を生む土壌が素晴らしいと思う。ここが、アメリカの今でも凄いとこやね。

ぼけ~~としてる企業は淘汰される、今の成功に安んじている奴は容赦なく淘汰される、厳しい競争社会を是とする社会である。

知恵のある奴を賞賛する、しかし、市場ではフェアーな戦いを護らされる、不正をすると、厳しい刑事罰を科す。

何処かの国?と、違うね?

まだまだ、日本は”国のかたち”を改善する余地が沢山ありそうですね。

Posted by: jo | 2005.07.29 09:12 AM

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