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桂木淀文化圏(デモイン文化圏)

桂川、木津川、淀川という大動脈が集まった場所に古代、大和と対峙する大きな文化圏が存在した。これを、桂木淀文化圏(仮称)と呼ぶことにする。実はこの文化圏の連中が日本の歴史を裏で動かした隠された王朝である。

古来、世界の古い帝都は大きな川の傍に栄えた。セーヌのパリ、黄河の洛陽、長江の南京、鴨緑江の集安、大同江の平壌、白馬江の公州、ナイルのテーベ・・・・あ~~~、きりがない。

そこで、日本海と瀬戸内海、大和の三叉路にあたるサプライチェーンの拠点である、三つの動脈の集結する場所に文明が存在しなかった訳が無い。

昔、米国駐在時代にシカゴから少し、西に入った場所に仕事で通った。三つの川が合流する場所に大きな町があった。町の名前は”デモイン”と呼ぶ。アメリカ先住民のインデイアンの言葉であり、三つの川が出合う所という意味だそうだ。だから、桂木淀文化圏でもいいし、デモイン文化圏と呼んでもいい。

(邪馬台国を支えた国)

卑弥呼(日の巫女)を支えて、動乱の中国と朝鮮半島の国際外交を担ったのは、桂木淀文化圏の連中であった。
その首長の墓が椿井大塚山古墳に33枚の魏の皇帝より日の巫女が頂いた三角縁神獣鏡を抱いて眠る。

(崇神天皇と天下分け目の戦争)

日の巫女、神武天皇さまの治めた大和に新しく侵入したミマキイリヒコ(崇神天皇)と天下分け目の戦争を行う。彼は桂木淀文化圏の武埴安彦(タケハニヤスヒコ)である。そして、妻の隼人荘の吾田媛である。

(河内王朝を作る)

神功皇后は息長タラシヒメといい、この文化圏の出身である。そして、息子の応神天皇に河内王朝を開かせた。その後も仁徳天皇の后もここからでる。又、一時、宇治天皇が王朝を開いたかもしれない。

(継体天皇即位)

越の勢力と息長氏の勢力は継体天皇を樟葉宮に即位させる。筒城宮、を都とする。かれは、大和に入る必要はなかった。ここが、従来の歴史観と違う。彼は新しく、新王朝を開いた、それは、南朝の滅び行く宋を相手にせず、北朝と朝鮮半島を重視した国際戦略を打ち出した。

(天智朝廷を近江に誘導)

白村江(はくすきえ)の戦争に敗れた、天智王朝を近江に誘導する。避難させる。唐王朝が瀬戸内海と日本海から攻めて来たときを想定して、海外情勢と海軍力を持つ桂木淀文化圏の誘導による。

(天武王朝時代の不遇)

天武天皇から奈良時代終焉までは臥薪嘗胆の時代が続く。その間に、京都の治水と開拓を行い力を蓄える。

(桓武天皇を京都に迎える)

遂に、時代が到来し、桓武天皇を開拓した京都に王朝を迎える事になる。臥薪嘗胆が実る。

これは、大雑把な仮説であり論証が必要です。

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Comments

JOさん

 このはなし、乗った!
 痛快

 ちょっとblog見るのもキツイ日々(痛いのですよ!)でしたが、先を越された、痛快な気分。

 余生たのしみ。
 気合いいれて、春から出歩き、blog続けます。
 (今月は、読書三昧にしときます)

Posted by: Mu | 2005.02.16 02:03 PM

Muさん

御身お大事にして下さい。

どうしても、奈良の大和中心の史観で古代史は語られる。しかし、記紀は天武朝に編纂された歴史書であり、その天武朝は奈良時代が終わるまで続いた。

とすれば、本来の日本の歴史は考古学との補完で検証しなければ、実態は検証されない。

北河内と山背(城)の物流と情報の大動脈の基点を再度見直す必要があると思います。

Posted by: jo | 2005.02.16 11:00 PM

淀川、桂川、木津川が交わるといえば、私の故郷、大阪府三島郡島本町のごく近所です。そのような歴史があったとは、、、ありがとうございました。

Posted by: 白黒ねこ | 2005.02.22 10:27 AM

白黒ねこ様

コメント有り難う御座います。

島本町ですか? 私の姉が嫁いだ旦那様が島本町でお育ちになりました。御縁ですね。

今城塚古墳は継体天皇の御陵といわれていますね、大化改新の前夜には中臣の鎌足も三島を本拠にされていたようですね。

歴史の古い場所のようですね。

Posted by: jo | 2005.02.22 03:15 PM

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