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偽書について

私は今、偽書を読んでいる。旧事本紀といわれる、平安初期に書かれた偽書と呼ばれる、歴史書である。

(偽書とは何だ)

日本書紀、古事記は歴史家が認める1級資料である。しかし、世の中には偽書と呼ばれる書物が沢山ある。
しかし、正史と呼ばれる資料は中国の思想に習い”嘘”を書いてはいけない、しかし、資料を書く時の政権に左右される。都合の悪いことは、書かないか、曖昧にする。しかし、嘘は書けない。

都合の悪い事は神話にする。または、伝説にする。または、或る書に曰くという。しかし、海外の資料に記述されていると、あまり、とぼける訳にいかない。正史を書くとは責任が末代ある。葛藤が続く。

それでは、偽書とは何か? 愉快犯の場合、嘘で固めた場合でも書き手に何か意図がある筈である。中国では王朝が交代して、次の王朝が先代の王朝の歴史を書くのが通例である。少しでも客観性を持たせる理屈である。

それほど、歴史書は大事と中国人は考えた。歴史学者はそれでも、批判の目で歴史書を分析する。現在、日本の古代史では日本書紀と古事記と風土記である。それ以外は、殆ど偽書と言われている。勿論、万葉集とか個人の書簡は別である。そして、考古学資料である。

しかし、偽書に光を当てる時代が来たのでは、ないだろうか。必ず、偽書には意図があり書かれている筈である。その意図さえ分析できれば、大事な本当の歴史が見えて来るかもしれない。

(旧事本紀)

物部氏の歴史である。私は平安京になり、やっと書く事が出来たものと考えている。それ迄は飛鳥時代、平城京時代には書く事が許されない事情があったのではないか?と思う。わざわざ聖徳太子と蘇我馬子が書いた歴史書と嘘をついて、書いているのには理由があるんでしょうね。

私達は日本書紀の天武天皇時代に作成された、正史、を基準に物事を見るわけですが、本当の歴史はそんな単純な話ではない筈である。東アジア全体の歴史の中で日本という歴史を見なければいけない。今以上に、中国、朝鮮半島の政権の行方は甚大な影響があった筈である。

私達の先祖は極めて、海人族でありますから、国際情勢に敏感でありました。今の日本はどうですか、同じですね、米国の動きに左右されているではないですか?

(鎖国は中国が鎖国の時だけ)

日本の歴史で、のんびり鎖国出来たのは、中国が鎖国政策を採った時だけであります。勘違いしている、日本人が多い。中国が拡張政策を採り始めると、日本は過去の歴史に於いて敏感に緊張した。

私は過去の歴史が如何に、悲惨な歴史を繰り返して来たかを認識して、それで、如何に未来の子供達の為に国を守るかが、大人の仕事であると、生意気に思います。

(IBMはパソコン事業を中国に売る)

話はどんどん、変な方向に行きます、IBMはパソコン事業を1800億円~1200億円で中国企業に売却した。これは、米国の動きである。日本は眼中に無い。今後の歴史10年を見ての話である。IBMは何を見返りに期待してるか?
中国の経済の成長以外に何も無い。これが、歴史である。

旧事本紀からかけ離れた、現代史になりましたが、偽書の中に埋もれた真実を見つけ、又、現在進行形の歴史の中に冷ややかな目で批判する目を持ちたいと思う。


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Comments

JOさん
 すごいな。
 先代旧事本紀と、IBMと、中国ですかぁ。
 どうもうしてよいやら。
 絶句、世界です。

 IBM は多国籍企業というのですか?
 しかし、中国はまるっきり資本主義国家なんですね、解明しました。
 米国はIBMに、技術漏出を口出ししない、できないのですね。
 すると。
 IBMは多国籍に跨る、独立「國」となります
ね。

 「鎖国」「偽書」「旧事紀」「IBM」「中国」こういうキーワードで世界を説ける御仁は、虎ノ門JOをおいて、なし。感服。
 なお、ついでに「ラジコン航空隊」もいれときましょう。

Posted by: Mu | 2004.12.09 09:34 PM

Muさん

多国籍企業と寺社・仏閣は国家の統制が難しい。

京都の自然が守られたのは、寺社・仏閣が国家から独立していたからやろね。自立した経済を持つ者は強いですね。

問題はこれからの多国籍企業が国家とどのように、折り合いをつけて行くか? それで、歴史は創られてゆくと思います。

Posted by: jo | 2004.12.10 11:47 AM

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