« 友、遠方より来る! | Main | 電動機 新横浜 »

虎ノ門瓦版(1)

時折、虎ノ門界隈で囁かれている、異聞について”夕刊 虎ノ門jo”を記録する。
私のBlogはある人に言わせると、夕刊○△であると言う。気軽に、通勤電車で読める類であると。

(或る急成長会社の社長)

先週、仕事の関係で六本木にある、急成長の会社の社長を訪問した。40代前半である。かれの会社は7年目位でしょうね、上場している。5~6百人のパッケージ・ソフトの会社である。

私は、米国にいた頃から最初の出会いを大事にしている。起業家は特別のオーラを持っているのが常である。独特のエネルギーを感じる。これは、米国も日本も変わらないと考えている。今回の社長も独特の気迫を感じた。

(如何に生き残るか)

彼は最近は殆ど、中国にいるそうな。中国で合弁の会社を立ち上げ中国市場向けのパッケージを開発している。日本では、彼の会社のパッケージは特定分野に於いて大企業に260社以上導入されている。勝ち組である。それの中国企業向けを全く新規に開発している。

中国では既に大企業と言われる企業は2万社を超えているそうだ。パッケージ会社として世界で生き残る為には世界市場の10%は獲得しておかねば危ないと言う。

日本市場と急成長の中国市場で市場を獲得して、欧米の会社と対抗するのが戦略であると。パッケージ開発には巨額の資金が必要になる。

(中国の先生は日本なり)

中国人の経営者が曰く、世界で学ぶのは日本であると。何故なら”日本は社会主義の国であり欧米資本主義のいい所を取り入れている国家なり”と。

これは、異論多くある論であるが、貧乏な資源の無い国が明治以降辿った一面正しい意見でもある。米国のような新興実験国家ではない、米国のように貧富の差は無い。社長が法外な所得を得るわけではない。

(頑張って欲しい)

元気のある若い社長に会えてよかった。発想が自由なのが気に入った。それで、安全策もちゃんと考えている。
今日は、日経産業新聞とNikkei Net  で当社の記事が掲載された。

明日も何かが起こる。とにかく、世の中に一石を投じる、そして世の中を動かしたい。これは、若い経営者だけでなく私もそう考えている。

|

« 友、遠方より来る! | Main | 電動機 新横浜 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

Comments

JOさん
 最近、新聞や知人、その他から耳にし、目にしたのは。
 東南アジア。
 JOさんの、えっと、環太平洋でしたか(忘れた)。
 ヴェトナムなんか、規律もあり民度も高く、パートナーとして優秀らしいな。
 ……
 交際相手、商売相手、世界は多様であると思いました。

Posted by: Mu | 2004.10.25 11:02 PM

Muさん

一度、ベトナムに行きませんか?現地を訪問してそこの人間と話をしないと判らない。

米国時代に私の自宅の前のデボンシャイア・ドライブ前の家がベトナム人でした。自宅によく招待されて、ベトナム春巻きをご馳走になりました。

彼らは、日本人をアジアの仲間と考えている。私達はアジアの民族を同胞と考えた事はありますか?太平洋の彼方しか向いていませんか?

私は、そのベトナム人と友人になりました。戦後50年、日本は大事な事を忘れかけている。

Posted by: jo | 2004.10.25 11:10 PM

JOさん
 アジアについて、JOさんは真剣ですね。

 アジアは決して一つじゃない。
 けれど、日本がアジアの一員であって、
 しかも東南アジアの人たちは、日本が傑出した國であることを認めてくれている、そういう話を方々で耳にしたのです。

 まともに考えれば、武装解除、軍を放棄し、焼け野原になった國が、ここまで成ったのは、ものすごい努力の賜でしょうね。そして。
 60年前、やっとアジアのおびただしい西欧植民地は、解放された。

Posted by: Mu | 2004.10.25 11:54 PM

Muさん

私は実はアジアは詳しくないです。1982年以来ビジネスの活動領域は米国でした。少し、偏った訳ですね。年に10回は米国と往復するような年が何年も続けた訳です。

しかし、残念ながらアジアは担当する事が有りませんでしたね。唯一、台湾の故宮博物院とのコンテンツビジネスだけです。

今からでも、遅くは有りませんので、頑張ります。

Posted by: jo | 2004.10.26 04:11 PM

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference 虎ノ門瓦版(1):

« 友、遠方より来る! | Main | 電動機 新横浜 »