八甲田 BAR(自由が丘)
自由が丘に”八甲田”という老舗のBarがあります。一体何時頃からお世話になってるか、忘れる位の昔からお世話になっています。
(優しいマスター)
写真はマスターの清水さんと、奥様です。マスターは八甲田の出身で奥様は函館のお生まれです。昔、カラオケが出始めた頃、友人の北海道の山奥でランプ生活をしていた、”哲ちゃん”(同期)とよく飲みにゆき、マスターからカラオケを教えて頂いた。優しいマスターで音痴の”哲ちゃん”を指導し何曲か教え込みました。
(ママは万年少女)
ママは万年少女でありまして、方言が未だ抜けない、のんびり屋さんなのです。蝦夷地出身の”哲ちゃん”を何時も面倒をみて説教されていました、まるで、姉が弟を教育する風体でありました。それが、傍で観察していると漫才をやってる風にしかとれないのです。二人は音痴同士で客がいなくなると、二人でよく練習していた記憶があります。
(好きな客しか入れない)
不思議なBarでして、商売より好きな客しか入れない徹底ぶりです、ブラリと扉を開けても入れません。マスターは曰く、”え~歳して 初めてのBarにしか来れない人間はろくな奴がいない”という訳です。これは京都風と呼びましょう。
(一度ママに叱られる)
昔、会社の同僚とお店で大喧嘩をした事がありました。その時は同僚が帰宅したあとで、ママさんに厳しく叱責された思い出があります。本当に優しいお二人ですね。
(今日は久しぶりに三人で)
哲ちゃん、かとちゃん、joの同期三人で久しぶりに扉を開けました。お客は、60才以上が原則です、私達は若手なのです。昔はよくNHKのアナウンサーの方々とお会いしましたね、今はどうなんでしょうか。
懐かしい、落ち着いた心休まる素晴らしい場所です。
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Comments
”え~歳して 初めてのBarにしか来れない人間はろくな奴がいない”
感無量のお言葉ですな。
10年後なら有効な言葉を以下に。
「ええ歳こいて、blogももっとらん人間に、ろくなもんおらん」
JoBlogとMuBlogオーナーは、及第ですな。
Posted by: Mu | 2004.10.02 08:41 AM
Muはん
昨夜のniftyの常務がそのお言葉聴いたら”泣いて喜ぶ”やろな。
今度のCMでは”いい歳こいて、blogも持っていないのですか?”
これ、キャッチコピーとして、え~かもしれん。
わし、仲介手数料もらいます。
京都のお店は昔から、知らん客は入れんですね。お店のムードが変わる事を一番嫌がるんやわ。常連さんが嫌がる客は排除するんやね。ブランドを守る為なんや。
酒場はあの世やさかい、無粋な人間は嫌われる。このお店では昔にNHKの有名なアナウンサーさんが来られていました。
Posted by: jo | 2004.10.02 01:43 PM