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襷とはちまき

日本人が発明した普遍的なものは、”襷(たすき)”と”はちまき”である。

これは 対談 ”中国を考える” 司馬遼太郎、陳舜臣 文春文庫 で両名が述べている言葉です。

一本の紐で和服は戦闘服になりますね。女性が、台所で戦う場合も襷をします、大掃除でも、農家の庭先で働く女性も襷をしておられる風景が懐かしいです。口で片方の紐をくわえ、右手で紐を襷がけにする風景は子供の頃には良くみかけました。しかし、これが日本の発明とは知りませんでした。

鉢巻もそうなんですね、これも戦闘衣装であります。たぶんに、起源は判りませんが兜を被ると湿度の高い日本では頭がむせる、そこでさかやきを剃る。長い髪を束ねたのでしょうね。古墳時代にはすでに鉄で出来た兜がありましたから、古い歴史を持つと思います。

(はちまきは紐か?)

子供の頃、運動会で紅白に別れて戦った訳ですね、その時は必ず紅白のはちまきを締めました。最近は知りませんが、運動会と言えば、鉢巻でしたね。

汗をはちまきが吸収して、目に入らない効用がありましたね、記憶があると思います。そして、気分が引き締まりますね。何で、外国の人々は思いつかないでいたんでしょうか?不思議ですね。

もともとは縄ではちまきを締めていたんでしょうかね。しかし、死を賭けた戦いで、はちまきを締める風俗はもっと古い歴史があるように、思います。

(野辺の葬送)

滋賀の安土の”オイソ”という場所での、葬送に立ち会った経験があります。親族の男衆がはだしで白衣を着て、棺桶を担ぎます。墓地までの田んぼの畦道を担いで、土葬にするわけです。

額には三角形をしたものをつけ、真っ白な鉢巻きを締めます。私は、鉢巻きと”死の儀式”との関係が太古より日本人には関わりが深かったのではないかと思います。

私は、卑弥呼はんも、はちまき をされていたと思いますが、どうでしょうか?

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Comments

卑弥呼はんの鉢巻き、どっかでみたんです。
おもいだせなくて、うんうんうなっております。
宮沢某の@@@@はすぐに思い出せるのですがぁ(笑)

Posted by: Mu | 2004.09.24 02:04 PM

Muはん

そのうち、思い出したら教えて下さい。りえちゃんの写真集の話を思いだしたんですか? そのような、娑婆の世界を御存知なのですか?

そういえば、鉢巻きをして手裏剣を沢山頭にさしていましたね。そういう、効用もありましたね。

Posted by: jo | 2004.09.24 02:58 PM

JOさん、
 ヒミコはんの鉢巻き写真わかりました。
 出所は大阪府立弥生文化博物館。
 場所は↓
 (http://asajihara.air-nifty.com/mu/2004/07/post_15.html)

 で、写真を実際にみたのは、以下の図書のカバー写真。

 邪馬台国と近代日本/千田稔
 NHKブックス 903

 図書の表に、鉢巻きヒミコはんが写ってました。

 

Posted by: Mu | 2004.09.24 09:31 PM

そうそう、私は潜在的にMuBlogで見ていたんですね。

私の記憶も凄いですね~~~。え? 感心してる場合ではない?

やはり、鉢巻きの元祖は”卑弥呼”はんでした。

Posted by: jo | 2004.09.24 11:45 PM

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