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アイガー メンヒ

2004_07240143.JPG

左の山がアイガー北壁で、右の山がメンヒ(4099メータ)です。
インターラーケンから登山列車とロープウエイを乗り継ぎ、メンリッヘンに到着。ここからクライネシャイデック迄なだらかな山道をハイキングします。

この2時間ばかりのハイキングは楽しいです。高山植物も沢山、堪能できるし目の前には常にアイガー北壁とメンヒの豪快な山を拝めます。御年寄りでも十分に楽に歩く事ができますので、是非ご年配の方々にお勧めします。

アイガー北壁は私が学生時代に注目の壁でした。写真でアイガーの左側の稜線を登るルートは簡単で既に、冬季に登られていました。しかし、北壁を冬季に真っ直ぐ攻撃するルートは未開拓でした。日本の登山家はこの場所に来て望遠鏡を構え、この北壁と向かい合い何とかルートは無いものか・・・・研究をしたのです。

このアイガー北壁を見ると日本のクライマー”加藤保男”を語らずにはおれません。彼は私が大學を卒業した年にこのアイガー北壁の直登ルートの開拓に成功し世界で初めて冬季に登頂しました。日本のクライマーが世界から注目を浴びました。今でも”日本ルート”として輝かしい歴史をこの北壁に標しています。

その後、彼はヨーロッパ三大北壁、グランドジョラス北壁、マッターホルン北壁を征服した。クライマーとして世界の尊敬を一身に受けた。

しかし、彼を伝説のクライマーとしたのは、その後昭和48年にヒマラヤの最高峰”チョモランマ”の南西壁を攻撃し成功、登頂。再度、”チョモランマ”登頂に成功するが、高所にてビバークを余儀なくされ、凍傷にて両足の指を全てと右手指、3本を第一関節から失う不幸に見舞われた。

しかし、彼は又も”チョモランマ”に挑戦し登頂に成功するが下山時に行方がわからなくなった。

このような登山家が日本に存在した事を今は知る人が少ない。このアイガー北壁は彼の世界への挑戦の第一歩の記念碑である。

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