長寿雑誌 ラジコン技術
最近はビジネス雑誌を始め、多くの雑誌が廃刊になり、又、雨後の竹の子のように新しい雑誌が生まれる。
しかし、専門の雑誌は長生きである。私の趣味で言えば
・CQ誌
・将棋世界、近代将棋
・ラジオ技術
・ラジコン技術
・丸
・山と渓谷・・・・・・・1946年(昭和21年) より~
・岳人 ・・・・・・・1953年(昭和28年)より~
(ラジコン技術)
昭和39年からからであるから、かれこれ40年続いている。多分にニッチ市場であるので、参入する雑誌がそんなに存在しないだろうし、部数が突然に増えるわけでもない。しかし、それなんりに継続してるという事はビジネスになっているんだろう。
殆どの頁が広告であるが、それが楽しい。不特定多数に販売する場合の雑誌の場合は読者が広告を楽しみにしてる話はあまり聞かない。しかし、ラジコン趣味の人しか読まない雑誌では、ラジコン製品に関する広告は重要な情報源として読者に歓迎される。
(製作記録)
バックナンバーも重要である。多くの、ラジコンマニアは色んな模型飛行機を製作する。過去に自分の製作したい飛行機の製作記録の記事があると、大助かりである。従い、雑誌は読んで棄てられる運命であるが、ラジコン技術は何時までも保管される。バルサ材から製作するラジコン飛行機のキット製品は数十年販売されるのが常である。
(近代経営)
多量生産、多量販売のビジネスモデルは今後も勿論基幹産業モデルとして存在するが、国際会計基準や海外投資家が東京証券取引所で一部上場企業市場で50%近く占める時代には、利益率が重要になる。
今日は、墓参りで京都に帰省して帰って来たが、多くの京都の老舗のお店は利益率重視の経営をして来た。
顧客を選ぶ、無闇に事業を拡大しない、固定客を大事にする、利益を重視する。企業の存続よりも短期的にどれだけ利益を得て、拡大出来るが重要と考える米国シリコンバレーの経営と対極にある。
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