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日本語の起源

『日本語の起源』 新版 大野 晋 岩波新書 ISBN4-00-430340-0 700円 1994年6月 第一刷発行

(扉)

日本語とはどこに起源を持つ言葉なのか。 旧版(1957年刊)では答え得られなかったこの問いに、数多くの単語、係り結びや五七五七七の短歌の形、お米や墓などの考古学的検証、さらにカミ、アハレ、サビなど日本人の精神を形作る言葉の面から古代タミル語との見事な対応関係を立証して答え、言語と文明の系統論上に決定的な提起を行う。

(目次)

第一章 同系語の存在
1. 探索のはじまり
2. 探索の方法
3. 南インドのタミル語を選択する
4. 単語の対応ーー 語根の比較
5. 文法の比較
6. 五七五七七の韻律

第二章 対応語と物の世界
1. 稲作のはじまり
2. 墓と墓地
3. グラフィテイと記号文
4. 金属の使用
5. 機織のはじまり

第三章 対応語と精神の世界
1. 生活の慣習
2. 精神の世界の支点
3. 精神生活の根幹

第四章 南インドの言語・文明と日本・朝鮮
1. 日本語とタミル語の同系
2. 私の説に対する質疑


この本は梅安さんに勧められて、購入した。NHKでも番組が企画されたと聞いています。インドの南端東部とスリランカ北部の地域の人々が日本語と同系統の言語を持つ。
人の移動無くては実現不可であり、遥か太古において海のシルクロードを通じ交流があったと考えざるを得ません。
古代インドにアーリア人の侵入が起こり、海のシルクロードに活路を開いたと著者は語る。縄文晩期に彼等は日本に辿り着いたとみる。それにしても、雄大なロマンである。

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